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2020年 02月 08日 ( 1 )

密教1353 祈祷行脚

【古い仏像に秘められた因縁】
私は、常々この場を使い提言して参りました。
古品、古い仏像には、手を出さない方が身の為と言い続けております。
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何故か?
完全な撥遣供養もせずに売買される事例が、ほとんどであるからである。
【撥遣供養とは、仏像から魂を抜く供養法である】
上記には、定められた経典も作法次第も存在します。
古来依り御魂入れを開眼供養、御魂抜きを撥遣供養法として、阿闍梨以上の僧侶に師僧より受け継がれた法である。

因縁の一例
その人は、かなりの資産家であり骨董趣味、自分が気に入った物で有れば何でも買う人である。
その資産家から、相談を受けお宅に伺いました。
相談とは、骨董商から仏像を買おうと思うのだが、目利きをして欲しいと言う依頼である。
私がお宅に伺うと既にその仏像は、骨董商の手に依り運び込まれていた。
値段は、一体一千万円が二体である。
流石に文化財級の素晴らしい仏像である。
来歴も確かであるが、妙に悲しみが込み上げて来る氣を感じるので霊視して視ると、前の持ち主が代替わりして息子や家族が現金欲しさに売りに出した物である。
それ迄は代々大切に礼拝され、その家を護って来た本尊仏である。
私は、相談者に言いました。
この仏像は、買ってはいけないと。
何故ならば、趣味や道楽で拝みきれる仏像では、無いからである。
然るべき寺に安置し、供養三昧の中で無ければ持つ者、家が危ないからである。

しかし相談者は助言も聞かず、後日購入してしまった。
それからと言うもの事業は傾き果て、破産、今は消息不明である。 
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どんな物でも、手を出して良いと言うものでは無い事を覚えて置いて頂きたい。

南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝

by kongousan-akafudo | 2020-02-08 06:00 | ◎赤不動明王院通信