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密教2591 【死生観】

死生観とは、生きる事と死ぬ事に対する考え方、または判断や行動の基準となる生死に関する考え方の事であるが、生に関する事は自らの経験を持って知る事が出来るが、死と成るとなかなか理解し難いのが現状で有ろう。
今の時代は物が溢れお金さえあれば飢える事は無いが、今後もしも何らかの理由で食糧危機が現実に成った場合に、貴方ならどうしますか?
当たり前の話しだが、食べる事が出来なければ餓死するしかないのである。
その昔、日本が戦争に負け「敗戦」国民は食糧を求めて彷徨い、ある者は食糧を求めて田舎「地方」に買い出しに行くが貨幣価値の混乱で紙幣は紙屑同然なのでいわゆる物々交換を余儀なくされ、着物や宝石と様々な物々交換が行われていたのである。
その交換基準もあいまいで指輪一個と米、10キロといった具合で物を持って居る者の独断で交換量が決められて居たのである。
理不尽と言えばその通りだが、其れが混乱期の現実である。

「戦争を生き抜いた人達の証言」
私が青年の頃、戦争を生き抜いた老人達から戦争の悲惨さと戦後の飢餓を伝え聴いて居るが、とても赤裸々には書けない。
何故ならば到底、今の人達には理解不能であろうからである。
例えば今、同じ様な事態に成ればパニックになった者が略奪を繰り返し「アメリカと同じ」、弱い者は犠牲にされ強い者は更なる強者に倒されるで有ろう事態が繰り広げられるであろう。

昔は何故その様な事態が少なかったのかと言えば、まだ日本人の心に良識と良心が残って居たからである。
其れに引き換え現状では殺人事件など日常茶飯事の如く繰り返され、被害者と遺族を合わせれば途轍も無い人数の人達が人生を狂わされて居るのである。
全ての元凶は自分勝手と、死んだら終わり「今だけ金だけ自分だけ」と言った短略思考が罷り通って居るからである。
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南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院
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by kongousan-akafudo | 2024-11-02 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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