密教2581 【供養法】 : 金剛山赤不動明王院　密教

密教2581 【供養法】

今日は二十八日、不動明王尊の御縁日である。

密教僧として当たり前の事だが、護摩を焚き感謝の意を捧げさせて頂きました。
また二十八日には法力護摩供を謹修させて頂くので、より一層の緊張感に包まれるので勉強になります。
今月から始めた法力護摩供の護摩木勧進も始め、依頼者様の護摩木も御焚き上げをさせて頂きました。
依頼者様の願意は御本尊赤不動明王尊並びに諸天天神尊にも受け入れられ、つつがなく終了と成り安堵して居ります。
いつでもそうですが護摩法は真剣勝負であり、氣を抜く事は許されません。

従って、張り詰めた精神力が要求されるのである。
結果、護摩の炎の中に様々な姿が現れる事も、不思議では無いのである。

過去にも、様々な炎と霊体験がある。

護摩の炎は、時として様々な姿を映し出す事がある。
最も顕著に現業されるのは、火龍「倶利伽羅尊」であります。

また他の例を言えば、鳳凰「火の鳥」である。
護摩の炎の中には、それだけでは無く様々な霊体が姿を表しては昇天して逝く姿も垣間見る事があり、偉大な炎であるとしか表現しかねる。

「注意」
素人の方は、絶対に見よう見まねで行っては行けません。

昨今、SNSで線香護摩を素人でも出来ると言い間違った方法を示して居る者が居るが、絶対にやってはいけない。

何故ならば、線香護摩は一般的に「市販の線香」販売されて居る線香は使用しません。
専門の線香を線香屋さんに注文し、届いた線香に御加持祈祷を施し、その後に使用するのである。
安直に線香護摩を焚けば、必ず被ります。

絶対に、やめて下さい。
どうしてもやりたいと云う方は、確かな指導者の下で一定期間の修行を積み、護摩の許し状を得てから行う事をお勧めします。
護摩法は、遊びや興味本位でやれるものでは無い。

其れでもやられるので有れば、被る事を承知でやれば良かろう。