密教2530 【命に上下の差は無い②】

少年談。

いつものようにワンちゃんの散歩をして居た時に、後ろから来た車にワンちゃんがぶつかったが車は行ってしまった。

その後ワンちゃんは、痙攣し泡を吹き出したので抱き抱えて家に連れて帰り、お母さんの帰りを待ったが直ぐに動かなくなったところにお母さんが仕事から帰って来たので、ワンちゃんをお医者さんに連れて行ったが死んでしまったのである。

その日はお母さんと一緒に、〇〇を「ワンちゃん」が天国に行く様にお祈りする事にしました。

そして次の日、〇〇が眼をつぶらず眼お開いたままなので悲しくて、でも自分では何も出来無いのでお母さんに頼みました。

でも、お母さんも〇〇の眼をつぶらせる事が出来無い。

少年は其れが悲しくて、どうしても我慢が出来無いので少年はお母さんに言いました。

御寺の和尚さんなら、出来るかもしれない。

お願いだから、和尚さんに頼んでとお母さんに頼んだが、お母さんはうちはお金が無いので頼め無いと云うので、家を飛び出して私の所えへ来たのである。

「少年の願い」

少年はポケットから二枚の十円玉を私に差し出して、足りないお金は自分が働いて返すのでワンちゃんの眼を閉じて欲しいと頼むのである。

私の胸にも熱いものが込み上げ、急ぎ支度を整え少年と一緒にワンちゃんのもとへと向かったのであります。

少年の家に到着して直ぐにワンの遺体を見ると、眼を見開き横たわるあの可愛いワンちゃんである。

私も悲しくて泣きたい思いであったが、先ずは少年の依頼が先である。

読経に始まり密教の秘法を修し、ワンちゃんの眼を閉じさせワンちゃんの霊界へといざなったのである。

少年とお母さんは、大粒の涙を流して最後の別れをされました。

その後の事は、私が全て段取りを整え終わりました。

私は、少年に言いました。

あの二十円は君の心の全財産だから、全ての葬儀代金は頂きました「領収済み」。

お母さんと少年に何度も御礼を言われ、全てを閉じたのである。

緊急事態条項は「人間」を守るためのものでは ありません。「国家」「体制」を守るために憲法を ストップし、「人間を犠牲にする」ものです。

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緊急事態条項

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南無大日大聖不動明王尊

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金剛山赤不動明王院

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