密教2186 【愛を込める】

帰る家が有る、迎えてくれる人が居る、幸せである。

其れも無い人生も有る。

だからと言って、自分に無い事を哀しみ羨む必要は無い。

何故ならば、人生は責任主体であり、個々が學びを深める為の檜舞台が人生だからである。
無いからこそ、學べる事が多いのです。

有れば有るほど、人の重圧は増加すると言っても過言では無いだろう。

また孤独は人を狂わせる要因にも成るが、反面、自らと向き合い高める要因にも成るのである。
不器用だろうが器用だろうが、そんな事は持続性が無ければ一過性の事であり、将来に及ぼす影響は無い。

従って、全ての出発点は同等である。
同じならば、後は自らである。

自ら學び込める事は責任主体であり、氣づき改めるこそ本誓である。

【人生一生懸命】
自ら望み今世に生まれたは真実であり、親が勝手に産んだは誤りである。

其れをも疑い信じられ無いので有れば、好きに生きれば良い。

但しその時点で、他の援助を望んでは行けない。

何故ならば、一人で生まれ育ったので有れば孤立無縁の筈である。
ならば、他の助けなど必要が無いはずである。

苦しくても、耐え難い事が来ようとも、たった一人で耐えるが当然であろう。
どんなに苦しい状況にあっても、己が信じる道を極めんと生きる者は幸いである。

其処にあるは探究心であり、銭金では得られ無い真実の道が開かれて居るのである。

込めて生きる事こそ幸せの道であり、他に翻弄される迷いから離脱する道でもある。

詐欺や魔物の懐柔は、甘く甘美である。
その実態は依存と支配の具現化が目標であり、魂と肉体の支配が最終的な目的である。

此れらに懐柔されるも、自由意思なのである。
込めるとは、正しい事を見極める努力に始まり、學ぶ事を喜びと捉え邁進する姿である。

間違って居れば訂正し、都度、修正する事は新たなる學びを受信出来る自分を構築する事に繋がるのである。
人生を一生懸命に生きる事こそ、生まれて来た甲斐がある。

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