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密教2112 【供養する心】

供養とは、供え養う正に心豊かに成る為の好意であり、こうしなければ行けないと云う事は無い。
心を供えられる様であれば、最良である。

例えば、現在の自分は貧しく御供えもなにも出来無いと言う方も、悲観する事など有りません。
今は出来無いだけで、未来の貴方がどう変わるか変わって居るかなど誰にもわかりません。
または現在、富に満たされて居る人が未来永劫に渡り満たされて居るかも、誰にも分からないのである。

【貧富の差】
貧富の差とは、何を指して判断するのか?
富ですか、地位や名誉ですか、はたまた権力ですか、霊的に視ればどれもこれも不確かな比較としか言えません。
正に現界の比較法は物欲の比べ合いであり、其処には心【魂】の比較法は含まれて居無い。
心を尊び學ぶ者は、幸いである。
富に執着し心を忘却する時、その者は最大の後悔を味わう事と成る。
何故かは、書きません。
聞く耳も持たない者に、説く教えは無いからである。

【長者の万灯より貧者の一灯】
インドマガダ国の阿闍世王が屋敷から帰宅する釈迦の為に、その通り道に一万の灯明を灯し、足元照らしたのである。
それを見た貧しい老婆が、何とかお金を工面して一つの灯明を灯した。
すると阿闍世王が点けさせた灯明は消えたり、油が尽きたりでことごとく消えたが、老婆が供えた灯明は朝を迎える迄消えなかったのである。
有名な貧者の一灯の教えであるが、阿闍世王が悪かった訳では無い。

どちらも布施の心だが、阿闍世王は家来に命じてさせた為に、充分な心使いが及ばなかったのである。
かたや老婆は粗末な油だが、消えない様に気配りを欠かさなかったのである。
いつの時代も思いやりの心は通じるものがあり、今は粗末な事しか出来なくとも、いつかはさせて頂くと強く想い頑張る事が大切であり、其れが成長へと繋がるのである。
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南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
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by kongousan-akafudo | 2022-06-19 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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