仕事柄、出張も多く日本中を飛び回る事も珍しくありませんが、私も人間、感傷にしたる事もあります。
以下は、ある地方に加持祈祷を謹修した時の出来事である。
依頼された加持祈祷も終了後に私は、一人街の風情を味わいたくて徒歩で散歩を楽しんで居たのである。
風光明媚な土地で暫し見入ってしまった程であるが、過去に悲惨な事があったなどと思えない土地である。
【激動の昭和】
戦中、敗戦、復興の時代には日本各地で悲惨な現実が繰り広げられて居た事を、今では話題にも上らないが筆舌に尽くし難い現実があったのである。
私達はその被害者のお陰で現在がある事を、忘却してはいけないのです。
街を散策していた時、私の傍らを泣きながら通り過ぎて行く存在にハッとしたのである。
それは、子供の霊である。
泣きながら探し求めるのは、母親である。
この霊体は戦争中に爆撃を受け亡くなった霊であるが、実は母親と同時に亡くなって居たのだが、一瞬の事で自らの死を理解出来ずに数十年も母親を探し求めて居るのである。
そして母親も、我が子を探し求めて居るのである。
私はその場で足止めの法を修し、彷徨う親子の霊を結び付ける事にしたのである。
結び合う親子の霊は互いに再会を喜び、読経に依り昇天する姿は生前の姿に戻り、仲睦まじく現界を後にして行ったのである。
人間は瞬時に命を奪われた時、死を自覚する事も出来ずに現界を彷徨う事は、珍しい事では無いのである。
葬儀も無く修法も施されず放置状態の遺体は、死を理解する事も出来ず彷徨い続けるのである。
正に哀れな状態であり、慰霊の重要さを痛感した出来でありました。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
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