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密教2059 【孤独死】

現在、増加して居る孤独死の場合には、いつも以上の丁寧な葬儀が必要となる。
何故か?
故人が、死を理解し辛いからである。
死を理解する事は、この世からあの世に住み替えるには非常に大切な事なのである。
孤独死の場合には一人なので、他からの接触が無いので場合によっては遺体の発見が長引き、生と死が分かりづらい状態に置かれる訳である。
此処で霊的學びを少しでも學んで居れば、自らが死した事も理解出来るのだが、學んで無い場合は死を理解し辛いのである。

【死後の意識】
死んだら終わりと、考えて居る人は多い。
従って、死後にも意識があるので死者は自らの死を理解し辛い結果と成るのである。

【悲しい事案】
その案件は家を買ったが異変が続くので、祈祷をして欲しいと言う依頼である。
日時を調整後、その家に伺った。
そこで見た事象は、幼い霊が泣きながら家中を走り廻って居る姿であった。
動き廻って居ては事情も聴けないので、足止めを掛けゆっくりと聴いてみたのである。
幼い霊は、語った。
パパもママも居ない。私は一人ぼっち。
誰も居ない、居るのは知らない人だけ、ここで依頼者に事情を聞く事にしたのである。

先ずは、家を購入した経緯を伺った。
普通の評価額より安く新しいので、直ぐに契約を成立させて円満に済んだそうである。
売主とも面識があり連絡も出来ると言うので、連絡を取る様に言ったのである。
幸い車で数十分の所に住んで居るので、来てくれる事に成ったのである。
私には全ての事情が解って居たが、それは伏せて前持ち主の話しを聴く事にしたのである。

御夫婦揃っておいで下さった事に感謝し、話しを進めたのである。
始めに家を売る経緯について、伺う事にしたのである。
御夫婦は、静かに話して下さいました。
途中、何度も涙を拭い乍らも、丁寧にお話し下さいました。
長く成るので続きは次回お話し致します。
密教2059 【孤独死】_e0392772_17381858.jpeg
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蓮華合掌
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by kongousan-akafudo | 2022-04-15 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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