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密教1964 【慈愛と情け】

私は昔、ホスピス病棟で教誨師を勤めた時代が有りました。
以下は、その頃の経験談であります。

【①小児癌に侵され乍も、最後まで生き切った小さき勇者の物語】
その子は幼稚園の年長組で、眼の大きな可愛くも我慢強いお子さんでした。
当時はまだ今の様に医学も進歩しておらず、増してや小児癌は進行が早く、親御さんが気付いた時には手遅れな患者さんが多く見受けられました。
私がお話しをさせて頂いた時には手遅れな状態で、痛みを和らげる治療法が行われて居りました。
私が初めて面会した時にお子さんの方から【あっお坊さんだ】、実はこの子は仏教系の幼稚園に通園していたので知って居たのである。
それからは話しがはずみ、阿弥陀様が幼稚園に鎮座して居た事を教えて貰いました。

この子は阿弥陀様が大好きで、毎日、小さな手を合わせて居たそうである。
元気になったら幼稚園に行き、阿弥陀様にご挨拶をして友達と遊びお勉強をして、阿弥陀様にご挨拶をしてから家に帰り、おやつを食べてママとお話しをして寝ると話してくれました。
早く元気になって、帰ろうねと言った。
己れの無力さを、思い知らされた瞬間でありました。
それから数日後に容態が急変し、たまたま来院して居た私は急行したが、何が出来るわけでも無い。
その時に苦しい息の中で怖い怖いよ〜と言うので、医師が私の方に向き直り頼みます。
御両親も涙の中で会釈され私は全てを悟り、お子さんの枕元に行き言いました。
怖く無いから幼稚園でいつも拝んでいた大好きな阿弥陀様に迎えに来て貰うから安心しなさいと言い、読経するとお子さんは苦しい息の中で言いました。
もう怖く無いよ。
お花畑がたくさんある。
阿弥陀さんも来てくれたから、もう行くねと言って旅立って行きました。
正に、安らかな他界である。
子供は、正直である。
大人が未練がましくするのに対し、子供の清らかな心には阿弥陀如来が、浄土が、視えるのである。
私は今でも、あの幼くも清き存在を忘れる事は出来無い。
人間は誰しも無垢な魂で生まれ、無垢な魂で死にたいものである。
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by kongousan-akafudo | 2022-01-08 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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