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密教1914 【狂乱の者】

昨今、耳や眼を疑う事件が連続発生している事を皆さんもご存知の通りであるが、犯人を捕まえて見れば皆、気弱な者ばかりである。
自分では、自殺する事も出来無いから人を殺して死刑に成りたいなど、正に理由にならない動機で他人を傷つけ、下手をすれば大惨事に成る事件が連続している。

【無差別殺人】
諸外国では、無差別殺人のニュースが報道されて居るが、日本で無差別殺人を目的にした犯罪は稀だったが、昨今は頻発して居る。
この現実を皆さんは、どう捉えておられますか?
正に、異常事態である。
己れの思う様に物事が運ば無い、仕事が上手くいかない、好きな人に嫌われたなどなど、正に人間的未成熟な自分勝手さの代表の様な者達である。

普通の人達は大なり小なり皆さん様々な事に耐え、我慢して居るのである。
それが自分を磨く事に繋がり、やがて自らを俯瞰し學びこの世の御役目を遂行し、納得と感謝、感動を知る者と成り霊界へと帰幽出来る者と成るのである。
それに引き換え己れのわがままだけに終始し、學びを拒否し、最後は犯罪者と成り、未来永劫、穢れの魂を背負って彷徨う悪霊に身を落とすのである。
魂の存在に帰り、悪鬼羅刹が闊歩する地獄界に彷徨うも勝手である。
但し、母なる胎内から産まれいでた時は皆、無垢な人間である。
それを穢したのは全て己れの罪であり、他に転換押し付ける様な思考そのものが餓鬼霊の思考である。
従って自らの中に悪霊が憑依する様にしたのも己れである。

【自らを憑依から護る】
絶対に他人の悪口を言わない事、誹謗中傷などは自ら悪霊を呼び込む早道であり、霊的自殺行為である。
嫌な事の解決には、放念する事が最良であり同じムジナに堕ちる必要など無いのである。
所詮、他人を不快にして喜ぶ者の正体は卑しい心根の持ち主であり、放って置けば最後、自滅して行くのである。
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by kongousan-akafudo | 2021-11-18 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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