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密教1913 【信仰心と我欲】

人間にある煩悩は、全て我欲から発した欲が変化した百八個の迷いであり、自ら氣づきを求め精進すればやがて消え失せて行くのである。
しかし乍ら我欲を捨てる事は、そう簡単に捨てられ無いので人間は、いつまで経っても苦から脱する事が出来無いのである。
信仰から入ったとしても、歪曲してしまう現実を何度も眼にして来たが、それは教える方にも大きな原因が多々あるのである。

【御利益】
本当の御利益とは、心の真実を得る知るが御利益であり、物質的利益を差すものでは無い。
物質に執着すれば欲を助長し、心は置き去りに成ってしまうからである。
履き違えた考え方は、人間の存続をも危うくし人間界をも消滅させる原因と成るのである。

【信仰心】
御仏を敬い尊ぶ心が、信仰心である。
何故、上記の心が芽生えるのか?
人間には例外無く、小我、大我があるが、仏心も多い少ないの差はあるが、心の奥底には持って居るのである。
人間界は、言わば心の筋肉を鍛える場であり、総合トレーニング場と考えれば分かり易いであろう。

【私利私欲】
始めは私利私欲で御仏を祀っても、後に悔い改め真の信仰心に芽生えたとしても良い。
最後で有ろうと目覚め気づく事を御仏は、喜ばれるのである。
絶対にやってはいけない事は、己が見栄を優先させ行う事である。

例えば家を建てるにあたり、先ず道が無ければ道を作りその後に土台【基礎固め】ようやく上物【家】である。
そして塀や置石や庭作りであるが、その庭も家が有っての庭である。
順番を無視した建造物は、快適と言える物は出来ません。
正に使い難い代物であり、アスレチックでは無いのである。
それが神仏の社殿で在れば、正にチグハグな物であろう。
頼まれて上記を監修する事があるが、施主が自らの見栄を前面に推し進めおやりに成りたい場合には、私はお断りしております。
何故か?
御仏がお住まいに成る場所を見栄や独りよがりでは、出来無いからである。
密教1913 【信仰心と我欲】_e0392772_23160256.jpeg
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
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by kongousan-akafudo | 2021-11-17 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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