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密教1894 【葬儀と法要の話し】

葬儀は亡くなられた方を送る大切な行事であり、滅罪を御仏に願い引導を渡す、大切な法を修する場である。
また故人が、自らの死を理解する場でもあるのです。
従って参列者は故人の冥福を願い、僧侶の読経に手を合わせ祭壇に向き合い、故人との別れを惜しむのである。
読経は故人の生前の滅罪を御仏に御願いする為に、三密加持を行うのに必要な方法の一つであります。
密教では読経の中で行う事が細かに決められて居り、それに従い進めて参ります。
此処では細かく説明する事は割愛しますが、単にお経をあげて居る訳ではありません。

【献花の意味】
霊的に言えば、深い意味がある。
【華】花は人の心に光と安らぎを与え、花はそれを喜びとするのである。
正に花は、愛そのものと言える。
誰にも観られず枯れるより、人に安らぎを与える事で花も輪廻転生へと向かうのであります。
従って葬儀に花を捧げる事は、その愛の力を故人に向け成仏に導く力があり、故人も花に包まれ成仏の道へと導かれて行くのである。
仏壇に花を供えるのも上記と同じ意味があり、自らの心の安らぎにも通じるものがあるので、家に花がある生活をお勧めします。

【故人との向き合い方】
別れは誰にとっても辛く苦しい事ですが、人間は生まれやがて死す。
しかし其れはこの世の別れであり、永遠の別れでは無いのです。
現界に残った者がしなければならない事は學びであり、故人に心配を掛けない生き方をする事である。
故人【先祖】は、霊界から常に見守ってくれて居る存在であるが、やはり現界に居る子孫が心配なのである。
しかし霊界の上部に登って居ない霊は、子孫が悲しめば同じく悲しみ、苦しみにあれば同じく苦しみを共有しようとするのである。
生きている者が故人を想うのであれば、出来るだけ心配を掛けない生き方する事が、最良と言えるのである。

そして心配を掛けない生き方には、思わぬ相乗効果がある事をご存知であろうか。
其れは智慧と勇気、反省と感謝の心がいつの間にか、備わって居る事である。
人間は弱い生き物だが、上記を身に付けた者は最早、弱者では無いのである。
上記から生まれる最大の強さは、理解力と判断力、即ち理性と智慧である。
御仏はこの世に無駄なものは、お作りに成って居ないのである。
無駄に扱って居るのは、人間では無いであろうか?
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by kongousan-akafudo | 2021-10-28 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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