様々な密教美術を御覧頂きましたが、これもほんの一部である。
では何故、密教には数え切れないほどの法具【宝具】仏具が、必要なのか。
簡単に言えば密教とは心霊であり、諸仏諸尊を敬い尊ぶ心の現れと言えよう。
例えば、御仏を御厨子に安置させて頂くのも、敬い尊ぶ心の現れである。
【馬頭観音立像】
御仏を本気で敬い尊ぶ場合には、御厨子に安置させて頂くのは当然の結果であり、私達が個別に部屋を持つのと同じであり、当然な事と考える次第である。
当院にはこの他にも多数、密教美術品を所蔵して居る。
目的は、真摯に密教を學びたいと欲する人達の教科書や教材に成り、正しく學んで頂きたいと考えるからである。
コロナ禍【疫病】も少しずつではあるが落ち着きを見せて来て居り、当院では一年十ヶ月以上門を閉ざして来ましたが、疫病の第六波が発生しなければ開門し参拝して頂く事を、検討中である。
疫病が一日も早く終息する事を願い、今日も諸仏諸尊に祈りを捧げております。
合わせて、皆様のご健勝を御祈念させて頂いて居ります。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
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