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密教1876 【好奇心】

物事を探究しようとする心は大切であり、好奇心が無ければ今日の人間界は無かったで有ろう。
好奇心とは、誰もが持って居る根源的探究心であり、其れが旺盛な人は研究者と成り、様々な発明発見を人類にもたらして来た偉人である。
分からないを分からないで終わらせ無い心は、正に人間に与えられた力であり、人間界を救う原動力とも成り得る力である。
しかし物理的な事は脚光を浴びるが、心霊的事な事は何故、脚光を浴び無いのか、それは人間の価値観が未だ物質的だからである。

【心が置き去りの世界】
今、理解不能な犯罪が善良な人々を苦しめて居るのは、皆さんもご存知であろう。
では何故、犯罪が起きるのか、犯罪者が何故、発生するのかについて解明断言出来る学問は無いと、私は考えて居る。
もし此れを完全解明出来れば、理不尽に泣く人も無く成り、人間界はもっと発展するであろう。
現代の科学では、心は脳の中にある一部と捉えて居るが、別にある事を証明し研究すれば、飛躍的に科学は進み平和も同時に進む事と成るのである。
物質的、物理的事だけに特化して行けば、心が無い時代が渡来し破滅に向かうであろう。

【心霊學は優しい学問】
心霊學と言うと難しい事の様に感じる人も居るであろうが、自らの心に正直になれる人ならば、誰にでも學べる優しい学問である。
心霊學は科学であり、不思議などが本来入り込む余地など無いのである。
不思議とは解明する能力を放棄した結果、現れる愚問であると考えます。
仮に解明しようとしなければ、全ての事象は不思議思考で停止したままであり、この先も進展する事は無いであろう。
人間は本来、好奇心が旺盛で聡明な生き物であり、真剣に取り組めば必ずや近い将来に到達する事が可能である。
自分には無理と最初から投げ出せば終生知る事も無く、帰幽し好奇心を持たなかった事を後悔する事と成る。
地球、霊界、宇宙は同体である事にいち早く氣付き、好奇心と探究心で學べば全ては周知の事実と成るのである。
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by kongousan-akafudo | 2021-10-08 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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