密教1865 【人間と地獄者】

今、巷では人間とは思えない所業を犯す者達が増えて居る。

イジメ誹謗中傷や、幼い子に熱湯を掛け殺した地獄者や、話題にするのも憚られる様な犯罪、日本はどうなって行くのか？
殺人事件で検索すれば、今の現状を誰でも知る事が出来るので、検索してみると日本の現状が解る筈である。

では何故、人間とは言い難いもの【者】が増えて居るのか、

想像して下さい。
人間性の低下や喪失は、學びが欠如して居るからである。

學びと言っても、学校の勉強だけではありません。
心の、學びである。

心を置き去りにしたのは、学校教育だけが悪い訳では無い。

子供を持つ親なら自らの子供の教育は、親の責任を実感すべきである。

【弱きを助け強きを挫く】
正に、英雄である。

しかし昨今の風潮は、如何なものであろうか？

自分がイジメられ無いように、イジメや誹謗中傷に参加する情け無いあり様である。
そして、自分自身にも平気で嘘をつく者達、情け無いを通り越して怒りを感じるのは、私だけであろうか？
昨今の事象には辟易して居るばかりか、調伏法を厳修しなければなら無いのかと考える事が多々ある。

しかし私にも、嬉しい事がある。

始めは匿名で自らの悩み苦しみを手紙に書いて送って来て下さった方々が、今では皆さんが実名で御礼のお便りを下さるのである。
その方々の心を視ると、涙を禁じ得ない事が多々あります。
イジメや誹謗中傷を受けて何も言い返せ無い人が、悪いのですか。

暴力を受け黙って耐えて居る者が、悪いのですか。
もしそんな世の中が普通であるのなら、最早、人間界では無い。

魔界である。
理性ある方々の方が絶対的に多い事はわかって居るが、卑怯で姑息な輩が居るのも事実である。
これらを見て見ぬ振りをして居れば、増長傲慢が蔓延り取り返しが効かない事態になって行くのである。

【普通の人が、生きられ無い時代】
全てを自分には関係無いと言って居れば、やがて自分も同じ事を経験するであろう。
その時に助けを求めても最早手遅れであり、無関心であった自らへの贖罪でもある。
私はこれからも、闘います。

理不尽な事に対しては、持ち得る能力と手段を屈指しても、必ず闘います。

南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院
院主　永作優三輝

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