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密教1860 【願い、願意】

人間と生まれ、望みを持たない人は居ないであろう。
この苦しみから奪したい、親なら子供の行く末を案じ願う心また、自らの事と様々である。
心配事が絶えないのも人間界そのものであり、大人の証拠とも言えよう。
人間界は苦労の連続の様に思うであろうが、全ては自らを向上させる為の試練と心得て、何事にも屈せず立ち向かう勇気が必要と考えます。
しかし世の中に、強い者ばかりでは無いのも現実であろう。
そんな時に寄りどころを求める事は、恥では無い。
逆に一人で苦しみ、選んではいけない道を選択する方が愚かな事である。
御仏は、弱い者の味方である。
真から自らを弱いと考え學ぶ者を、御仏は救いはするが見放す事は無いのである。

【慈愛】
私達が學び身に着けねばならない事は、真の慈愛を學ぶ事である。
御仏の智慧は遠大であり人智の及ぶところでは無いが、努力し學ば無ければ到底、足下にも及ばないのである。
御仏の目標とするところは、人間の成長である。
成長は怠惰や傲慢の中からは、未来永劫生まれて来るものでは無い。
怠惰や傲慢から生まれるものは、破滅である。
御仏は人間が自ら氣づき、傲慢と怠惰を捨て去る事を望んで居るのである。
その為の教科書が密教経典である事は言うまでも無いが、その内容は正に霊界の真理を軸にして仏界、天界の真理に及ぶ諸々の學びが網羅されて居るのが、密教経典である。

今、人間界は未曾有の危機にあると言っても、過言では無いと私は考えて居る。
疫病だけでは無く、その裏側にあるものを見据える事も大切である。
正に対して邪がある様に、真理を人間が知っては不味いと考える物達も居る事を知って貰いたい。
密教の真髄は、即身成仏にある。
人間が死んでから成仏するのでは無く、生きて居る間に真理を學び、生きたまま成仏する事を願い、教えて居るのが密教である。
安心立命も、同じである。
不安を抱えたままでは、命そのものも立たないと教えて居るのである。
その為に伝えられて来たのが密教秘法であり、加持祈祷である。
學びが静ならば修行は動であり、本当の安心とは静と動が等しく働き得た境涯である。
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by kongousan-akafudo | 2021-09-22 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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