密教1857 【結界を張る】

これからの世の中で必要な事は、自らの身は自らが護れる事が必要である。
このまま進めばとんでもない世の中が来る事は、眼に見えて居る。

これを信じようが、信じまいが自由である。
霊的に視ても、自らの身を護る事は必要である。

昨今の犯罪の傾向を考えれば、誰でも分かる事であろう。
つまらない動機で、簡単に犯行に至る犯罪者の思考は最早、人間の思考とは言い難いのである。
犯罪を犯した者は逮捕、勾留、裁判、懲役が終われば社会復帰出来るが、被害者はどうなるのか？
被害者は何も無かった時を取り戻す事も、何も出来無いのである。
自分が被害者にならない為にも自らを護る事は重要であり、必要だと考える次第である。

此処で、断言する。

犯罪者を犯す時の犯人の精神は、人間のものでは無い。

魔物であり、其処には理性も反省も無いのである。
上記の者が今、世の中に増えつつあり、善良な者を餌食にしようと虎視眈々と爪を研いで居るのが、今の現状と言えよう。

卑怯姑息な者は、弱い人を気配で感じ取る事が得意である。
これを未然に防ぐには強く成るしか無いが、普通の人が今から武術を習い修行を積んでも、真剣に使いこなすには早くて十年の歳月を有するであろう。

【極真会、故大山倍達総帥の言葉】
千日を以て初心とし万日を以て極めとす。

正に、空手の達人である。
しかし霊的達人ならば、男女の区別無く目指し極める事は可能である。
真摯に學び、自らの魂の向上を目指す。

其処には真のあなたを見つける道が、存在して居るのである。
自ら発するオーラは、學び修行が進めば強い光を発し、魔物を寄せ付けず撃退する事も可能に成るのである。

【撃退と撃破の違い】
撃退とは跳ねつける事であり、撃破とは破壊を意味するのである。
即ち、除霊と浄霊ほどの違いがあると云う事である。

除霊は、憑依者から邪霊を抜いて退散させる事が除霊であり、根本的な解決には至らないのである。
浄霊とは、邪霊を浄化もしくは教化し、正しく導く為の法である。
浄霊は修法を納めた者で無ければ不可能であり、下手な事を行えば邪霊の逆襲に合い、命を落とす事にも成り兼ねないので危険である。
何事も修行が大事であり、生半可な事では出来無いと言う事である。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主　永作優三輝

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