日本には古くから、つるぎ【剣】や刀、武具甲冑を作る優れた刀匠や武具、甲冑師が存在して居る。
現在でも関には藤原兼房、月山には月山鍛冶、岡山には備前長船、魔物をも斬ると言われた正宗の門下で村正などなど、素晴らしい刀匠や武具甲冑師が今も尚、活躍されておられます。
古【いにしえ】の祈祷剣には国宝、重要文化財に指定されて居るものも少なく無いのである。
例えば不動明王剣、七支刀、七星刀などなどが現存して居るどの刀、剣には役目がありそれぞれの世界で活躍中であります。
七支刀
七星刀
不動明王剣
上記の各、名匠が腕を競い合い今日に伝えられて来たのが、密教法具である。
それが現在に伝えられて居る法具は、その一部にしか過ぎ無いのである。
国宝に指定された法具は一般の眼に触れる事はあまり無く、重さも大きさも違う。
例えば金剛盤などで言えば、３０センチからある大判である。
その他、知られて居ない法具は数多くあり、その法具を文献を元に復元、復刻して行くには大変な苦労が伴いますが、当院は諦めず必ず成し遂げます。
早、護摩炉に関しては全て揃え、護摩壇も新たにもう一壇を新設中である。
疫病蔓延【コロナ】から一年八ヶ月、当院は門を閉ざし参拝をお断りして参りました。
これは宗教家として当たり前の行為と考え、実施しております。
疫病終結の折にはたくさんの善男善女が、参拝してくださる事を楽しみに、今後も閉門を続けて参ります。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
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