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密教1812 【盆供養と棚経】

本来、僧侶の勤めは、御仏の教えを伝え霊界と故人を結び冥府にいざなう役目を担う者であり、それ以上でもそれ以下を指す者では無いと、拙僧は心得て居ります。

盆供養は御先祖を敬い供に偲ぶ、一年に一度の期間であります。
普通の方々には視る事が出来無いかもしれませんが、盆には霊界から御先祖が降りて来られます。
その時に、子孫である我々が知らぬ顔をして居たら、御先祖様がどう感じるでありましょうか?
その逆に子孫が御先祖様をうやうやしくお迎えされたら、その喜びはいかばかりか、お迎えする、お迎えさせて頂く心が清らかであればあるほど、通じ合うものであります。

【盆の棚経】
棚経とは、お盆の期間に僧侶が御先祖様の為にしつらえた、御供物や御先祖様の足元を照らす灯籠また心尽くしの物を乗せた棚の前で、僧侶がお経に上げた事から棚経と言われる様になったのであります。
正に日本人の優しさがうかがわれるのが、盆供養であります。

私達が存在するのは、御先祖様が居たからであり、数学的に解釈すれば千人以上の御先祖様が居なければ私、即ち私達は存在して居ない事に成るのである。
個人主義も良いが、先祖を否定して今の私達は存在して居ない事を知るのも科学である。
科学万能が叫ばれて久しいが、真に科学を知る者であれば先祖を知り霊界の存在を知る者こそ、発展した者と言えるのではないだろうか。
欧米の思想を有り難がり、大和民族の文化と思想を忘れ去る時、真の大和民族と言えるのであろうか。
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南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝

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by kongousan-akafudo | 2021-08-03 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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