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密教1808 【秘仏】

今回は秘仏聖天尊について、お話し致しましょう。
一般的に誤解だらけの存在が、秘仏である。
その中でも特に誤解と無知が渦巻いて居るのが、聖天尊の存在である。
そもそも聖天尊が日本に渡来した経緯からお話しすれば良いのですが、全てを解説するには一冊の本にのぼる字数が必要と成るので、割愛させて頂きます。
此処では要点に絞り、お話しさせて頂きますがご了承下さい。

聖天尊の御姿は単体、双身、異形の三身があり、礼拝法も異なり専門僧【聖天行者】に成らなくては、知る事を許されません。
拙僧は幸い師僧が密教界では知らぬ者が居ない高僧であり、様々な法の伝授を賜わる栄誉に良くした事は、拙僧の終生の幸いである。
聖天尊の噂話しが誠しやかに語られて居るが、そのほとんどがオカルト系の嘘や流言飛語である。
酷いのに成れば聖天尊像を見たら一年以内に死ぬかとか、不幸が来ると言った様な嘘話しやでっち上げの作り話しの類いである。
正しくは他に類を見ないほど慈悲に満ち溢れた御仏であり、庶民の為に渡来された慈悲仏である。

秘仏のほとんどは、悪法である。
廃仏毀釈神仏分離令に依り破壊され廃棄の運命を辿ったが、心ある僧侶は一命に変えても護り通したおかげで、現在も拝観する事が可能に成ったのである。
然し乍ら消えた秘仏も多く、当院では古文書を紐解き現在、復元作業中である。
但し秘仏復元には、実質的に費用がかさむのも事実である。
さりとて有り難いのは、当院の趣旨に御賛同頂いた仏師【大仏師】、仏具師【超一流】、法具師【伝統工芸師】、その他にも神具師さんまで当院の趣旨に御賛同を賜わり、復元作業を継続中である。

秘仏が日本にもたらされた理由は、時の密教僧が庶民救済の誓願を立て苦労を重ねて渡来したのが、密教秘仏である。
正に、涙ぐましい努力と信仰の証であります。
当院では今後も秘仏発掘に力を注ぎ込み、復元作業を進めて参ります。

読者からの質問欄の答えです
基本的に寺院には、宗教団体認可番号が附与されて居り、それが無い場合は?公的機関では無いのでは無いでしょうか。
当院では開示を求められれば、いつでも開示に応じる用意があります。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
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by kongousan-akafudo | 2021-07-30 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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