密教1805 【読者からの質問】

家族で山の静かな場所でキャンプをしに出掛けてから、家族が病気がちになってしまいました。
実はキャンプ場に着く前のトンネルの中で、変な事が起きたのです。
二人の子供が、トンネルの中に何人も人が居ると言って怖がったのですが、その時はふざけて私を怖がらせ様として居ると思い、主人も私も相手にしませんでした。

何故ならそのトンネルには、誰も居なかったからです。
それからキャンプ場に着くと子供達は遊んでいましたが、私達家族だけの誰も居ない場所に、私は不安になって来たのです。
しかしせっかく遊びに来たので、楽しくしようと思い明るくして居たのですが、その時、子供が川で遊んでいたのですが流されたのです。
川は浅く、子供の膝くらいの深さしかありません。

直ぐに主人が助けてくれたので良かったのですが、子供が言うには足を誰かに掴まれて倒れたと云うのです。

その時そこには、私達家族しか居ないのです。

それから怖く成り主人は怒っていましたが、家に帰る事にしたのです。
そして、またあのトンネルの中で見たのです。

今度は一家全員が、それから主人を含めて誰も何も言わずに帰宅したのですが、数日が過ぎた頃に子供が熱を出し、車の運転には慎重だった主人が事故を起こし、幸い怪我は無かったのですが車は廃車に成りました。
そして私も、身体の不調で医師の診察を受けたのですが、原因が分かりません。

このままでは不安なので、教えて頂ければ幸いです。

上記の様な相談は、よく寄せられて参ります。

今回は注意喚起の意味を込めて、お話し致します。
御家族が何処のキャンプ場に行かれたかは割愛しますが、確かにその様な場所は点在して居るのも、事実であります。
先ずトンネルの事について言えば、古いトンネルの工事は技術力も低く、事故も起きて居りました。
当時の安全衛生法も今ほど整備されておらず、各地で事故が多発しておりました。

作業員も賃金の安い女性が、働いておりました。
戦時中などは落盤事故が起きても、そのまま助けず放置した場所もあるほど、過酷な工事現場だったのである。
供養もされず放置された方々は浮かばれず、浮遊霊となる可能性は高く、自らを知って欲しくて現れる事があります。

次に川は、昔様々なものを流して参りました。

口減らしの為に赤子を間引く、川が氾濫して集落を呑み込む、様々な事が川では起きて来たのである。
従って、川に引き込もうとする霊も居ります。

私の知人などは、足首に手形が残った例もあります。

霊的に言えばどの例も同調現象であり、誰は大丈夫で誰が危ないとは言えません。

ただ言える事は、霊的に敏感な方は御用心ください。
自らは引き寄せて居なくても、呼び寄せ易いので注意が必要である。
上記の場合は、霊格の高い僧侶や神官にお祓いを受けて頂く事をお勧めします。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主　永作優三輝

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