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密教1792 【お経の話し】

一般的にもだいぶお経への理解も深まって居ると考えますが、お経は意味も分からずあげても意味を無さない事を今回、覚えて頂きたい。
お経には、何が書かれて居るのかを知る事が最も重要であり、必要不可欠なのである。
普通に読まれて居るお経は、言わば仏教説話集だと考えて頂いても差し支えありません。
古い仏教説話に、悲しくも切ない物語があります。
その一部ですが、以下に記して参ります。
お経の一部として、お読み下さい。

未だ人間界に秩序が無かった時代には、様々な理不尽が行われて居りました。
【家族を襲う、理不尽】
ある農村に、仲の良い四人家族が居りました。
父母と二人の兄弟、この頃、雨が降らず農家は飢饉に喘いで居た。
そこに仕事を紹介すると云う者が現れ、家族で出稼ぎに行く事と成ったのである。
親子は別々に舟に乗せられ、一艘の船には父母が乗せられ、一艘の舟には子供が乗せられ、出発したのである。
舟は沖合に出た時点で別方向へと舟の舵は切られ、子供達は無人島に置き去りにされてしまったのである。
何故か?
子供は労働力にならないので、捨てられたのである。
兄弟は食べ物も水も与えられず、やがて衰弱して行ったのであります。
弟は、衰弱した体で言いました。
自分達をこんな目に合わせた奴らを許さない。
きっと、怨みを晴らしてやる。
その時、兄は弟を抱きしめて言いました。
人を恨まず、二人で仏様が居る国に行こうと、弟を諭したのであります。
やがて兄弟は息も絶え、二人寄り添う様に死んでしまいました。
其処に観世音菩薩が降臨し、兄弟を優しく抱え天に昇って行ったのでした。

霊界に行った兄弟は共に修行を重ねて、弟は普賢菩薩、兄は文殊菩薩と成り、苦しむ人の守護をする様に成りました。
文殊菩薩は文殊の知恵に象徴される様に、普賢菩薩は仏の悟り、瞑想、修行を象徴する菩薩尊であります。

お経は上記の様な事柄を説話にして、聞かせる役目を持って居るのである。
また密教僧が持つ経典は、法力を得る為の方法論が記載されて居ります。
何方も重要であり、欠かせられないものである事は云うまでも無い。
即ち自らが知り説くのが、経典の役目であります。
興味がある方は、學ばれる事をお勧め致します。
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南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
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by kongousan-akafudo | 2021-07-14 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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