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密教1785 密教僧の経験談【甘え】

当院には、様々な相談依頼が寄せられて参ります。
例を挙げれば霊的な相談が多いが、その中でも憑依に関する件が最も多く数えられます。
一般的に憑依と言えば祟り、障り、生霊であるが、自ら引き寄せて居る場合も少なく無いのである。

例えば、酒乱などは典型的な憑依現象であるが【憑依して居るものが、酒を飲む現象である。】、これも本人の堕落から引き寄せた現象である。
次に生霊と死霊の憑依などは、本人に心あたりがある場合が多く、本人が気付かないフリをして居る場合が多く見受けられます。
例えばイジメ、誹謗中傷を繰り返し、他人を苦しめた過去を持つ場合が多々あり言え無い。
しかし霊は如何なる所でも、必ず見つけ出す事が可能なのである。
従って、逃げても無駄なのである。
麻薬【魔薬】に手を出した者は、確実に憑依を呼び込む。
何故か?
麻薬は意識を混濁させ自己陶酔の中で幸福感を味わうが、全くの無防備状態に自ら望んで入り、其処に悪霊が入り込みその者を破滅に追い込むのである。

上記以外にも憑依を呼ぶ要素はまだまだあるが、一つ共通点がある。
其れは、甘えである。
自分は大丈夫、まだ大丈夫、べつに平気、誰かが助けてくれる、その他、これらは全て甘えから来る感情であり、その感情が高じる事で、しでかす間違えである。
単なる間違えなら反省し訂正すれば良い事だが、甘えを大人に成っても捨て切れない者には、大いなる反省が待って居るのである。
大いなる反省からも逃避すれば、待って居るのは犯罪者への転落である。
増してや重大犯罪を犯してしまえば、もう今世での償いだけでは到底足らず、未来永劫に渡り地獄で苦しむ事と成るのである。

そして上記の者達が口を揃えて言う事が、次の通りである。
死んだら終わり、あの世なんか無い、霊など居ない、自分さえ良ければ他人は関係無い、あの世があるなら見て観たいなどなどである。
死んでから泣きわめき許しを乞うても、その時は既に遅く己が生きた様に苦しむだけである。
誰が、罰する訳では無い。
己が生きたと同じ事をして来た者達と、同じ事を繰り返し行うだけである。
騙した者は騙し合い、殺した者は殺し合い、イジメ誹謗中傷をした者は同じ事を繰り返し、やり合う反省の無い世界が待って居るのである。

私が皆によく云う言葉に、信じたく無い者は信じ無くとも良いと言って居る。
何故か?
誰でも必ず何れは死ぬのだから、死ねば否が応でも知る事に成るからである。
但し生前に知る者と死してから知った者とでは、大きな差を生じる事を知らねば大変な後悔をするのである。
學ぶ者、學ばぬ者、現界に於いても差が生じるのは当たり前の事である。
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金剛山赤不動明王院
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by kongousan-akafudo | 2021-07-07 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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