密教1774 密教僧の経験談【殺人者の横行】

昨今の日本は、殺人者のオンパレードの様相を呈して居る様である。
毎日、流れるニュース映像は目お疑う様な事件が写し出され、これが日本かと疑いたく成る様な事件である。
殺人、殺人未遂、傷害、詐欺、どれもこれも正常な人間が出来る行為では無い。

正に、悪鬼羅刹の所業である。
これらの元凶を為すのは我欲であり、人間の一番、醜い一面である。
そしてそれを助長して居るのが、悪霊である。

【何故、悪霊が憑依出来るのか。】
いわゆる同じ穴の狢、即ち類は友を呼ぶであり、同じ波長が悪霊を引き寄せ、呼ばれた物が同調した結果である。
これら波長の低いものは、何処にでも居る。

波長の低いもの同士が引き合い、更に低いものを作り上げる当然の結果なのである。
獲物を探すもの達、事件が発生すると必ずと言っても良いほど、犯人の犯行動機が取り沙汰されるが、昨今の凶悪犯に確固たる動機などは無いのである。
ただ、獲物を探す獣物以下の存在である。

そんな物に動機を聴いても、答えなど得られないのである。

【平和ボケした日本人】
何も起きない起こらないが一般的な人の考えで在ろうが、最早その考え方を改める時に、来て居るのである。
獲物に成りやすいのが、特に女性である。

その女性が無防備であれば、正に格好の餌と見るのが犯罪者の思考であり、視線なのである。
昨今の女性は強く成ったが、獲物を狙うものに対しては無力に等しい事を、自覚して貰いたい。

では、どうすれば良いのか？

例えば横断歩道を渡る時、あなたは安心して渡っていませんか。

よく見かける光景に、自転車に乗り左右を確かめもせずに通過する自転車は凶器と同じであり、逆に無防備である。

【無防備な時に、受ける衝撃】
私は武術家でもあるが、無防備の時に衝撃を受ければ致命傷に成り兼ねない事を知って居るので、常に察知する事を心掛けている。
同じ事で言えば、危険があると知りながら行う事は、自ら死を招く事に繋がるのである。
そして現代人に最も欠けて居るのが、被害者では無く加害者に成る危険性を忘れて居る事である。
自転車、自動車、歩きスマホ、脇見、全て加害者に成る要因が、存在して居るのである。
危険は身の回りに潜んで居る事を忘れず、被害者にならない為にも増してや加害者にならない様にするのも、危険回避行動である。
心に炎を持ち、静かに平和に生きる事こそ學びであり、平和を愛する者の生き方では無いだろうか。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主　永作優三輝

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