正しい事の代償はカルマ【因縁】解消に繋がるが、負の代償【悪】は想像を絶する違いがある。
肉体を失い魂の存在に戻った時に全てを知る事に成るが、その代償は絶大であり、後悔は通用しないのである。
地獄を知る者は極めて少ないが、ここで少し説明すれば地獄は罪の数だけ存在する事を覚えて置いて貰いたい。
その世界では、虚偽も弁明もする必要すら無い。
全ての真実が明かされるからであり、弁護する者も居ない世界である。
あるのは自らが犯した事実だけであり、その時点では反省も必要が無いのである。
何故、反省の必要が無いのか？
反省出来る者で有れば、死ぬ前に反省が出来て居る筈だからである。
過失で罪を犯した場合は、どうなるか？
全てを認め深く反省し謝罪する事で軽減されるが、同じ罪を繰り返した時点で、罪は倍化するのである。
正に反省は、自らを磨き高める磨き砂と心得生きるのが、正しい選択である。
本当の罪の償いとは？
反省は当然だが、その後の人生でどんな事が在ろうと善行を積み続け、一切の見返りを望まず正しく生き御仏に帰依する事である。
そうする事で功徳を得て、罪業は消滅に向かい、その後の人生も開けて行き、生きる意味を知る事と成るのである。
人は罪の意味を理解して居ないから罪を犯し、自らの人生を台無しにして行くのである。
人間界では知らなかったが通用する事もあるが、霊界では知らなかったは通用しないのである。
何故ならば全ての事が記録されて居り、言い逃れも弁明も通用しない世界だからである。
アカシックレコード、浄玻璃の鏡とは、スーパーコンピュータを遥かにしのぐ記録装置であり、全てが記録され映し出され本人に突きつけられるのである。
【本当の審判は、死後行われる】
何故、審判は死後に下されるのか？
それはどんな事にでも言える事だが、生きた過程と結果である。
過程と結果を見ずに、結論は出ないからである。
南無大日大聖不動明王尊蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
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