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密教1767 密教僧の経験談【錯覚と誤認識】

今迄に数え切れないほどの霊障解消に携わって参りましたが、中でも少なからず出て来るのが、錯覚と誤認識である。
霊障に悩まされて居る方々は少なく無いが、霊障が抜けたと錯覚する人も居る。
完全に抜き去るには、先ず本人が自覚し何故そうなるのか、その原因と向き合い學びと修行を重ねる必要がある。
憑依霊は平気で嘘を言い、混乱と不安を煽り立てるのである。
それを信じ行えば、更なる深みへと沈む事と成る。

【以下実例】
Aさんは長年に渡って、憑依霊に翻弄される毎日を過ごして居られました。
自らが思いもしない悪口雑言を吐き家族を苦しめ、自らも苦しみ救いを求めて神社仏閣を回ったが、改善の兆しも無いまま苦しんで居られました。
そしてあるキッカケで悪口雑言を吐く霊は去り、平穏な日々が帰って来たと思った時、次は先祖霊や果てには神霊が降りて来たと云うのである。
【注意】先祖霊や神霊は高級霊であり、自ら先祖霊、神霊を名乗る事は有りません。
何故なら高級霊は光のエネルギーであり、名乗り信じさせる様な下世話な行為など、する必要も無い存在だからである。
例えば紳士淑女と見受けられる人が、自分は紳士淑女ですと言いますか?
誠に稚拙極まり無い話しであるが、低級霊はそんな稚拙な事を平気でまことしやかに言うのである。
そしてその人間をおだてあげ、行動を起こし最後には奈落の底に落とし、その苦しみの障氣を餌とするのである。

上記の現象は、何故起きたのか?
それは周りの人も含めて波長が低下し、正しい判断が出来無くなって居る証拠である。
この状態のままに進めば、先行きは目に見えている。
戦時中に和平に向かう為に選ばれた首相が【本人も和平推進派】、一変して戦争擁護派に成ったのは有名な話しだが、その時の首相は戦争の亡霊に完全憑依され、人格変異を起こしあの惨めな終戦へと日本を導いたのである。
憑依に操られ無い為には、自身の心を磨き泰然自若たる精神を育てる事が望ましい。
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南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝

by kongousan-akafudo | 2021-06-18 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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