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密教1766 密教僧の経験談【追善供養】

生きとし生けるもので、存命中に善行を積み切れるものは少なく、ある者は悔いを残し、ある者は怨みを残し、亡くなりますが誰でも亡くなれば霊体に帰り生前の行いの侭に行く道が定められるのである。
しかし乍らその道は険しく、正に後悔先に立たずの言葉通り、死後に後悔する者が絶えません。
この世は欲界、煩悩のままに暮らし果てた後で後悔するのは本人であり、他の誰でも無いのである。
死後の世界など無い人間は、死ねば終わりと考えるのは自由であるが、自由には責任が伴う事も忘れてはいけない。

【回向と追善供養】
本人が積み切れ無かった善行を、後に残りし者が本人に代わり積む好意は、誠にに美しく有り難い行いである。
幼くして亡くなった嬰児は、一人寂しく霊界に旅立ち父母が帰幽する日を待ち、また老いて亡くなりし父母は残りし者の幸せを願い心配し続け、霊界での修行を続けて居るのです。
先に行った方々の回向、追善供養を行えるのはこの世に残りし者の勤めであり、最良の優しさでもあります。
一般生活の中で善行が詰めれば最良であるが、様々な人間模様の中で誤解や妬み嫉みの有る中で成し遂げるは至難の技、心静かに回向するが現状の社会には無難である。

【信仰心の功徳】
心静かに故人を偲び冥福を祈り手向ける心は、どんな華より美しく速やかに霊界に届き、その心を受けた者は菩薩の境地へと導かれます。
自分は貧しく今は何も出来無いと思う方々は、心に御仏を描いて下さい。
必ずや、あなたの心は届きます。
霊界に居るものは、その心が一番嬉しいのであります。
そして貴方が努力を重ね得たものを、捧げて下さい。
それが回向であり、追善供養の心なのである。
苦労は修行、それも長くは続きません。
一生懸命に生きる貴方を見守って下さって居るのが、先に逝かれた方々であり、御先祖様なのであります。
転んだら泣きながらでも良い、起き上がるその手に何かを掴み、立ち上がって下さい。
それが後に、貴方の最良の財産と成るのである。
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by kongousan-akafudo | 2021-06-17 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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