浴湯供とは、密教の秘法である。尊像に決められた薬湯を使い、御加持をする法であります。
浴油供は聖天尊、浴酒供は宇賀神尊と云う様に、尊格に合わせ浴湯供が決められております。
僧侶であっても以外に知らないのが、浴湯供の種類と作法である。
同様な事が、護摩法でも言える。
護摩法に於いては、百をゆうに超える修法がある。
その内訳を明かせば、如来部の護摩法、菩薩部の護摩法、明王部の護摩法、天部の護摩法が存在する。
そして調伏護摩法、増益護摩法、敬愛護摩法、息災護摩法、それぞれに護摩炉の種類も異なるのである。
そして護摩木の種類、様式も異なるのである。
【当院には全ての資料を秘蔵して居るが、一般公開はして居ない】
浴湯供は、何故行われるのか?
それは、御仏に対して最高の御接待であり、疲れを癒す効果が認められるからである。
薬湯とは、古来より様々な怪我、病気に合わせ、湯の中に薬草を煎じ入れ治療に使った日本人の智慧の産物である。
そして供物は、医食同源の思想に基づき製作された物も多々あります。
昨今では、上記の事は形骸化され忘れられたものも多々ありますが、当院では昔ながらの法を護り現在も行って居ります。
尚、法具に至っても同様で浴湯供で言えば、おたら【浴槽】天座【諸尊が鎮座する台】法炉【温める道具】薪の種類も諸尊に依り変わります。
温度も当然、変えて参ります。
密教は學べば學ぶほど、奥深く納得する法である。
南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
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