人間が生きて行く上で最低限、必要な物が衣食住の三つが挙げられますが、これだけでは満足出来ないのが人間である事は、誰でも知っている。しかし、満足出来る状況に居る人は、少ないで有ろう。
全ての人が満足なら、犯罪も自殺する人も皆無であろう。
【人生は、一度切りの旅】
私達は、自らが望み人生の地図上を旅して居る。
その地図も、自らが描いた予定表なのである。
【予定表に無い事柄】
自殺、犯罪、イジメ、誹謗中傷、この項目は、一切含まれては居ないのである。
予定表に無い事が何故、起こるのか自我の抑制が出来て居ないからである。
人間には、三つの我がある小我、大我、神我である。
人間は、小我を克服し大我を學ぶ為に生を受けたと言っても過言では、無い。
また、神我に至っては、並大抵の努力精進では、到達は夢のまた夢である。上記でお解り頂けると思うが、人間は向上する為に肉体を得て現界に生まれて来たのであり、欲望を満たす為に生まれて来た訳では無いのである。
増してや悪意、悪想念を抱く事は、魂を汚しその後の人生をも暗雲立ち込めるものに変えてしまうのである。本当の自由とは、學ぶ自由である。 學びにも、様々な學びがあります。
生活を通しての學び、年代を通しての學び、各分野を通しての學びと様々である。どんな學びも真摯に捉え我が身に落とし込まなくては、ただ時を費やしただけに終わってしまうのです。人間は、考える葦、考える事が出来るからこそ偉大さと尊厳が備わるのである。
難しい事では、在りません。
自らが自らを観て改める事を改め、人生を大切に生きるこそ學びなのである。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
