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密教1374 祈祷行脚【疑心暗鬼】

疑えば切りが、無い事は多々ある。
昨今のコロナウイリス騒ぎでも現れて居る様に、必要以上に恐れおののき互いを疑い疎遠を招き果てには、暴力沙汰まで起きる始末、正に疑心暗鬼そのものである。

過去には、こんな事件が発生した事がある。
ある家で娘が狐憑に成ったと思い込み、昔乍らの民間療法【迷信】で憑物落としを実行した。
以下は、そのあらましである。
その家の娘は、気が強い性格で偏食が激しく、この二点が最悪な結果へと招いてしまったのであろう。
ある日、娘の食の好みが変わった事を心配した家人が娘に言った。
身体の為にも野菜を食べなさいと注意したところ、今はこれしか食べ無いほっといて、心配した家人が親戚の人に相談した事が始まりであった。
親戚の者が、言った。
もしかしたら、狐憑きじゃ無いだろうか?
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その話しは、親戚中に広まり、憑物落としをしなければと云う事に成ってしまった。
心霊學も知られて居ない時代、この様な事例は多々あり、悲劇に繋がる事も少なからずありました。

その日、親戚の者が集まり拝み屋を呼び、娘の憑物落としを実行した。
昔の憑物落としは、暴行を加え追い出すと言った事が、まことしやかに行われて居たのである。
拝み屋は、火と煙で憑退散すると言い娘を責め立て、親戚の者は憑物よ出て行けと言って拝み、正に異様な光景であったと記録には、記されて居る。
娘も大人しく時間の経過を待ってしおらしくして居れば良かったのだが、気の強い娘は黙って居なかった。
こんな事で落とせるものかと睨み付ける始末、それを観た拝み屋が、これでもかと火であぶり煙でいぶし、親戚の暴行は激しさを増し、
数時間が経った頃、娘はぐったりと倒れ込んだ。
慌てた家人が医師を連れて来た時には、手遅れだったと云う。

正に疑心暗鬼が、招いた悲劇である。
その後、拝み屋、家人、親戚は、裁判で有罪となったのである。
今、私達も疑心暗鬼の意味を考える時では、無いだろうか。
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南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝

by kongousan-akafudo | 2020-02-29 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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