前号でも触れて居るが、薬物中毒・アルコール中毒に犯された場合には、自我の衰退が進みやがて自我の崩壊へと歩みを進めて行くのである。後は皆さんもご存知のように、坂を転げる様に落ちて行くのである。そして気づいた時には何もかも失い、失意の内に過ごさねばならない現実と向き合うのである。上記の事は、薬物依存者に関わらず様々な事でも言えるで有ろう。
以下は、実例を持ってお話しします
私がまだ寺に奉職して居た時、初老のご夫婦が相談に来られた時の話しである。
その頃の私はまだ修行中の身、相談を受けられるほどの身では無く助手として立ち会い、記録をとっておりました。
初老のご夫婦は、憔悴された面持ちでお話しを始められました。
一人息子の事である。
大学卒業後、ある企業に就職したまでは良かったのですが、勤務先で何があったか分からないですが一年と経たない内に退職、
その後は定職にも就かず、家に閉じこもる生活が八年以上続いて居ると言う。
今で言う、引きこもりである。
それだけならまだしも、電話を使い博打に手を出して居たのである。
それが何故わかったか?
家に取り立て屋が、来たのである。
息子には、払う金が無い。
当然取り立て屋は、がなり立てる。
その時はお母様が支払い事なきを得たが、回が重なりお母様も払いきれずお父様に話した。
激怒する父を母は抑え、息子は二度とやらないと誓い、その時は治まった様に見えたが、暫くしてまた取り立て屋が来たのである。
その時父は黙って支払い、二度と息子の申し込みを受け無い様に頼んだ。
しかし、その後も続いた。父は怒り、息子に家から出て行くように言った。
息子は激怒し、有ろう事か親に暴力を振るった。
思い倦ねた両親は、警察に相談する前に寺に相談してからと考えたのです。
相談を受けてから数カ月後、私はある新聞記事を見て愕然とした。
老夫婦が借金苦で、自殺した記事である。
家も土地も取り上げられ、悲観した老夫婦は自殺を選んでしまったのです。
その記事には、息子の事は書いてありません。
あの息子がどうなったか分からないが、当然の報いを受けて居る事で有ろう。
今でこそニュースにならないが、博打絡みの事件は絶えない。
上記の事も薬物中毒、アルコール中毒と同じで結果は悲惨である。自分は私は大丈夫と思う隙間に、魔は入り込んで来るのである。
南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
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