今迄に沢山の動物ちゃんの慰霊をさせて頂きましたが、以下は心温まる事例であります。私の知り合いのTさんが散歩中に車に轢かれ瀕死の状態の犬を発見し、すぐさま病院に連れて行き命を助けたが飼い主は見つからず、Tさんは自分が面倒を観る事にした。
Tさんは、天涯孤独の独居老人であるが、動物が大好きである。
その日から、犬と二人暮らしを始めました。
傷も癒えたワンちゃんは、お爺さんになつきまるで親子の様に暮らしました。
お爺さんにシルバー人材センターから仕事が入るとワンちゃんは、静かにお爺さんの帰りを待つおとなしいワンちゃんである。そんなある日の夜、けたたましく吠える犬の鳴き声を聴いた近所の人がお爺さんの家に行くと、お爺さんが倒れて居る事に気づき救急車を呼び、 発見が早かったおかげで、お爺さんは助かりました。
お爺さんの帰りを待つワンちゃんは 吠えもせず静かに近所の人達が運んでくれるご飯を食べ、待って居ました。
やがてお爺さんは、家に帰ってきました。
お爺さんとワンちゃんは再会を喜び、それからはまるで親子の様で有ったと、近所の人達は言う。
その数年後、雪の降る寒い日にお爺さんは、亡くなりました。
その日もワンちゃんは、お爺さんを救おうとけたたましく吠えて、助けを呼んで居たそうである。
しかし異変に気づいた近所の人が、お爺さんの家に入った時には、お爺さんはこときれて居たそうである。
【お爺さんの葬儀は拙僧が担当】
ワンちゃんは、お爺さんの棺の側を離れ様としないのである。
まるで、大切な人を自分が守ると決めた様に。
私は、その姿が今でも忘れられ無い。
お爺さんの遺体を荼毘に伏した後でも、遺骨の側から離れ無いワンちゃんの姿を見たご近所の方々も、涙されておられました。
そしてお爺さんが亡くなった日からワンちゃんは、ご近所の方々がどんなに美味しい物をあげても食べず、お爺さんの初七日の日にお爺さんの後を追う様に、
亡くなりました。
お爺さんとワンちゃんは、天国できっと楽しく暮らして居る事でしよう。 愛を注いだお爺さん、その愛を受け取ったワンちゃん、魂に上下の区別は有りません。美しい愛と魂に称賛あれ
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
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