動物は、私達の霊的パートナーである。私達に癒しや優しさを、教えてくれる存在でもある。
命の友なのです。それを自分の都合で捨てたり虐待したり、酷いのになると餓死させる飼い主が存在する。 動物を飼うのでは無く、共に生き命を育む仲間なのである。
以下は、動物を虐待し死に至らしめた者が、辿った実話である。
知人からの紹介で、心霊現象に悩む人の相談を受けた際の出来事である。
その相談者は、見るからに疲弊していた。
以下は、本人談である。
夜に成ると様々な音に悩まされ、食べ物は直ぐに傷み、電気製品は直ぐに壊れ、身体の具合も悪く病院で診察を受けても、一向に改善しない。
霊視をすると、複数の動物が憑依して居るのが解る。
その動物達の眼は、悲しみと悔しさをたたえている。
私は、本人に聴いてみた。 あなたは、過去に動物を飼い死なせて居ませんか？
それもあなたの身勝手で放棄した結果、死に至った動物が複数居ます。
心あたりは、ありませんか？
すると重い口を開き、語り始めました。
様々な、動物を飼いました。
その時は、寂しさを紛らわす為に飼いましたが、交際相手が出来ると外泊がちに成り、動物の世話も滞り死んでいました。
死んだ動物は、役所で処分して貰い、そしてまた寂しく成ると動物を飼いの繰り返しで、何を飼っていたかもあまり覚えて居ません。
動物は、可愛いから飼うも良い。
しかし忘れてはいけないのが、動物は物では無い命なのである。
頼るは飼い主であり、飼い主は親なのである。
その覚悟も無く、愛玩もしくは物として扱う者に、飼う資格は無い。
私は、相談者に提案した。 亡くなった動物達の慰霊の為に、馬頭観音の行法を修行しなさい。
それ以外に、今の状況を改善する方法は無い。
しかし相談者の口から出た言葉は、自分は忙しいのでお金は払うので、除霊して欲しいと言うのである。
私は、断りました。 慰霊、供養する心が欠如して居る者の為に、修する法は無いからである。
仮に修して成就しても、あの者はまた繰り返すであろう！
あの者の周りには、複数の動物霊と浮遊霊が取り憑きこれからの人生を狂わせて行くであろうが、本人に反省が無い以上仕方ない事である。
昨今はそんな人達が増えて居るのも、事実である。
あなたは、大丈夫ですか？
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主 永作優三輝
