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密教1236 愛別離苦

家族、友人、自分が愛する人との別れは、辛く苦しい経験である。
出来る事なら、永遠に一緒に居たいと想うのは、当然だと考えます。
しかし会うは別れの始まり、その定めを変える事は出来ません。
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私も五人の家族を亡くして、参りました。
嘆き悲しみ、血涙を流し苦しみました。
そんな私を救ってくれたのは、御仏の教えでした。
其れは、事細かく細部に至るまで解かれ、私は救われました。
そして今度は、救う為の御役目を授かり、現在に至ります。

以下は、経験談であります。
ある地方に修行に行った時、お墓で涙に暮れるお年寄りと出会い、私は意を決して話し掛けました。
そのお年寄りは、ある事故でご家族が亡くなられたのである。
それも 一緒に仲良く暮らして居た全員が、帰らぬ人となってしまったのです。
涙を流し語る姿を見て私は、暫し絶句しました。

そしてお年寄りは、言いました。
お坊様、家で亡くなった家族の為に拝んでくれまいか。
私は快諾して、お宅に向かい供養を始めさせて頂きました。
その晩は、お年寄りの勧めで一夜を過ごす事になり、ゆっくりお話しを伺い、私も法話をさせて頂き、
私も身の上話しを【私が何故、僧侶になったか】させて頂きました。
お年寄りは感銘を受け、自分の歳では僧侶の修行は無理なので諸國巡礼の旅をしたいと言われるので、
私の知る限りの方法を教えた時には、明け方になっておりました。
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愛する人を供養したいと思う心は、尊く必ずや霊界に居るご家族に届いて居る事でしょう。
あれから数十年が経過した今、きっと愛するご家族と再会し、安心の境涯に到達された事であろう。
人間界は魂の旅路、終点は霊界なのである。
この世を精一杯生き、経験を感動に転換できた時、愛の天使が迎えに来てくれる日まで、學びながら待つが良いと考える次第である。
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by kongousan-akafudo | 2019-09-26 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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