今年も、猛暑が続く。私の子供の頃は、まだ暑さも日陰に入れば、過ごせた時代であったと記憶して居る。
クーラーも無い時代であり、唯一有ったのが扇風機である。でも夕刻になれば、そよ風が吹き縁側でスイカを食べる風景が、津々浦々で観ることが出来た時代でした。
昨今では、クーラーが必需品である。
しかし、その中で暑さに晒され、他人への怒りと不満を募らせ悶々として居る者は、怒りと不満を増大させて居るのである。
普通で考えれば、そんな環境を改善する為に頑張り変えて行くのが当然と考えるが、不満しか持たない者は、
そうは考えず全て他人に、責任転換するのである。そして、怒りを増大させて行く。 言わば、逆恨みであり誠に情け無い限りだが、これが現実である正に不満の罠である。
これは、特異な者だけに起こる訳では無い。
例えば、自殺行為はあるスイッチを押してしまった瞬間に、発生するのである。
私の知人である警察関係者は、語る。
現行の犯罪者の犯行動機が、全くわからないと正に罠に掛かった獲物を捕らえるように、なんら感情が無いのである。
私はこれを霊視、分析した時、戦慄を覚えた。
最早、人でありながら人では無いのである。
人間がここまで、残虐に成れるか?
しかし彼等には、この常識は通用しないのである。
すなわち、完全憑依である。完全憑依とは、本人主導で招いた結果である。
但し、私が何年も前から提言して居るように、犯罪者をただ単に死刑に処してはいけない。
魂の自由を、与えるだけである。方法論は、模倣を避ける為に割愛するが、完全な反省をさせる事が先決なのである。
南無大日大聖不動明王尊金剛合掌金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝