私は若い頃、修行の為、各地を歩いておりました。そこで、遭遇した様々な出来事を書いて参ります。
ある地方で、突然呼び止められた事から始まりました。
お坊さん、家の者を診てやってほしいと言うのである。
私は医学の心得は有っても、医師では無い。
しかしその方は、違う意味で診てほしいのである。
頼まれるがままに、お宅に伺いました。田舎で有っても、かなりの旧家で在ろうお宅である。
そして感じられた事は、悲しみと怒りの念である。 私はその事は口せず、家の中に案内されるがままに入り、お話しを伺いました。
今はお子さんと二人きりで暮らしているが、元は大家族であったと言う。
ある日突然に一人亡くなり、それから次々に亡くなったそうである。
そして、残った自分と子供も病気や怪我に悩み、今迄きたそうである。
古い家だが敷地内にある真新しい建物に、違和感を覚えたので聴いてみた。
あの建物が建つ前は、何が有りました。古い祠と井戸がありましたが、主人が邪魔なので撤去すると言い業者に撤去させ、今の建物を建てたのです。
お爺さんの時代までは、祠を大切にしていたそうである。 代が移り、ご主人が当主に成ってからは、供養事はして居ないそうである。
そして、何年かした時から異変が始まった。
今では、二人暮らし。
このままではいけないと考えて居た時、私が通りかかったので勇気を出して、話して下さったのである。
私は判断した。
私の力だけでは、無理だと。
家人の了解を得て、私の恩師である師僧に連絡を取り、指示を仰ぎました。
以下、次回、密教1189祈祷行脚②に続く。
南無大日大聖不動明王尊金剛合掌金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝
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