昨今では、お札の意味を理解出来て居ない人が増えて居る様なので、お話しをさせて頂きます。密教に於いてお札とは、御本尊様の分け御魂なのである。ひとたびお迎えしたならば一年は、大切に安置し一年が経過したならば、感謝を込めてお帰り頂き次回もお迎えする意思があれば、謹んでお迎えにさせて頂きます。勝手な都合で、なおかつ無記名で返すは、捨てるに等しい行為である。
当院では、お札の有無の希望がなければ授与しません。
以下は、私の経験談である。
その昔、私が寺に奉職して居た頃の話である。
その人は、彼方此方の神社仏閣からお札の授与を受け、この神様には、このお願いこちらの仏様にはこのお願いをしていたそうである。
ある日、全てのお札を捨ててしまったそうである。
何故か?
願いが叶わなかったからだそうです。
ところがそれから暫くして、全ての歯車が狂い始めたそうである【本人談】。
事業の失敗、家庭崩壊、原因不明の病気、ありとあらゆる不幸がいっぺんに来た様である。
困り果てた本人は、寺に助けを求めて来られました。
そして私が師僧より、担当を命じられ祈祷に入りました。
護摩の炎は、上がらず願意を拒否して居る様で有った。
私は、諸天天神にお伺いを立て、答えを待ちました。
結果は、直ぐに現れた。
自分勝手な願いが叶わず、全てを諸天天神の無力と捉えお札を捨てるとは、許し難い。
なれどこの者の不幸は、我らあずかり知らぬ事である。
この者の不幸は、この者の不徳。
我らは、この者に危害など加えて居らぬ。
私は、この啓示を受け本人に全てを話しました。
本人は、深く反省し、その後自宅に御本尊様をお迎えし、現在では、従業員を数十人従える実業家に成られて、今は私の弟子として活動して居る。
人間対人間の約束を破っても絶交・絶縁で終わるが、神仏との約束は、絶対にあやふやにしては、駄目です。ケジメをハッキリと付けねばその後の事は、推して知るべしである。
南無大日大聖不動明王尊金剛合掌金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝
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