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密教1170 人間の残虐性

私は、その昔に起こった島原の乱をは霊視して解った事がある。
人間の残虐性である。

島原の乱は、歴史的には宗教戦争の様に思われて居るが、誤りである。
農民・市民の我慢の限界が、引き起こした一揆である。
其処には、普通では凝視出来ない圧制が、有ったのである。
正に、人間がやる行為では無い。

【蓑踊り】蓑踊りとは、藁のかっぱを着せ油をかけて殺す刑罰である。
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正に、残虐性の極みである。
其処に芽生えたのが、信仰の救いである。
しかし時の圧制は、それすら許さなかった。
宗教弾圧である【キリシタン弾圧】。
信仰の自由まで、奪われたのである。

彼等は大人から子供まで死を覚悟し、一揆に参加し籠城を決意したのである。
何故、あの悲劇が起きたのか、其れは人間の残虐性が引き起こした結果である。
人間にとって、最も不必要なものは、残虐性である。
支配しようとするから軋轢が発生し、口論、圧制に繋がるのである。
自身が耐えられ無ければ、簡単な話、手放せば良いのである。
但しそれに伴う、弊害も覚悟せねばならない。
残虐性に訴えるは、魔性の所業也。


by kongousan-akafudo | 2019-07-21 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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