人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 密教1128 色情霊 密教1126 操られる心 >>

密教1127 刻参り【ときまいり】

人間界の時間の流れを考える時、古来の日本では、十二支を基本とし、鼠牛虎の刻で一日を割って居た事は、皆さんもご存知の通りである。
現在で言えば一刻を二時間、半刻を一時間、小半刻を三十分と考えて頂けばお解り頂けるで有ろう。
今現在は、一時間を六十分正確な刻が刻まれております。
密教1127 刻参り【ときまいり】_e0392772_13212123.jpg

今日は、皆さんに覚えて頂きたい事があります。
昔から午後三時以降は、墓参りは、してはいけない。
祭り以外は、夕暮れ刻の神社仏閣には、行っては行け無い。
密教1127 刻参り【ときまいり】_e0392772_13240402.jpg
世間では、様々に伝えられて参りました。
では、何故、言われ続けて来たのか?
それは、皆 知って居たのである。

では、何を知って居たのか?
魔の刻である。
密教1127 刻参り【ときまいり】_e0392772_13134035.jpg
例えば夜、口笛を吹けば蛇が来る此れは、じゃが来る【蛇、邪】同義語である。
丑の刻は、空気が希薄に成り魔を呼び寄せ易い刻である。
素人の方は、決してこの刻に行動を起こしては、行け無い

刻は、住み分ければ良いのです。
昔から草木も眠る丑三つ刻と言うように、身体を休ませ明日の英気を養う為に寝るが一番です。
密教1127 刻参り【ときまいり】_e0392772_19351088.jpg
良い眠りは、身体に活力を与え魂を磨く事にも繋がるのである。


by kongousan-akafudo | 2019-06-08 06:00 | ◎赤不動明王院通信
<< 密教1128 色情霊 密教1126 操られる心 >>