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密教1038 御刀供養



日本刀は、玉鋼【たまがね】を十万回以上叩き鍛え上げた末に、研ぎ上げようやく完成を見る日本の伝統技法である。

当院には、十五振りの刀を秘蔵して居るがそれは、拙僧が元は、武士の家系であり武術家でもあるからである。

一般の方は、持たぬ事をお勧めします。


何故か?

刀には、刀工の魂と斬られた人の魂が、蓄積して居る場合が多々あるからである。

刀工は、より切れる刀を目指し作刀し鎬を削り、研ぎ師は渾身の力を注ぎ込み、一刀の刀が形成されます。

今では理解出来無いで有ろうが、其処には執念に似た思い入れが存在するのである。

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以下実例である。

ある古物商が、私の寺に相談に来た。

相談内容は、以下。


その刀を買った日から、三日三晩同じ夢にうなされると言うのである。

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これは、正に刀の持つ因果であり、放って置けば古物商の命は無い。

私は、刀の撥遣をした。【撥遣とは魂を抜く為の秘法である】


密教には、開眼、撥遣は当たり前に存在します。

物には全て魂が宿り、共に生きる思想こそ敬い尊ぶ心でたる。

それを忘れた時、物も暴走するのである。


刃物は良く使えば最高の友であり、間違った使い方ををすれば己が破滅に拍車を掛ける凶器になるのである。

刃物が無い家は無い。

料理も心、其処に愛があるか無いかである。

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南無大日大聖不動明王尊

蓮華合掌

金剛合掌赤不動明王院 院主永作優三輝






by kongousan-akafudo | 2019-03-09 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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