昨今、やって良い事と悪い事の区別がつかない者が増えているように思うのは私だけだろうか？
例を挙げれば、煽り運転。
正に、精神年齢の低さを物語る所業である。
他にも、建築基準法を無視した偽装アパート問題。
イタズラでは済まない、調理場での不衛生行為をSNSに配信して喜ぶ者達。
イジメ、誹謗中傷を繰り返している者達は、全て同じ穴の狢【ムジナ】である。
最早、精神年齢が低いだけでは済まない状況である。
上記の事例は全て、公けになれば損害賠償や刑事事件に発展する事ばかりである。
犯した者は言う。
『やっていない』『そんなつもりはなかった』
そして、証拠が上がれば泣いて謝る。
それならば、最初からやらなければ良いだけである。
私が経験した事を挙げよう。
ある者達が、親父狩りをしている現場に通りかかったことがある。
私が制止すると、私に襲いかかって来た。
サラリーマン風の男性が、三人の若者に殴られ蹴られていたので、私は『辞めなさい』と一喝した。
すると、若者たちは私に襲いかかって来たのである。
私は仕方なく、三人を撃破した。
その時、誰かが呼んだのであろう。
パトカーが来て、私は逮捕された。
状況から見れば、変な爺いが暴れた様に見えたのであろう。
その後、被害者のサラリーマンの証言によって全てが判明。
私はお咎め無し【釈放】された。
今でも思うのは、私が助けなければ被害者は殺されて居たかも知れない事である。
警察では、そんな時は直ぐに警察に電話して下さいと言われた。
しかし、あの状況を考えれば、そんな暇はなかったのが正直なところである。
犯罪が発生して居る最中に、そんな時間はない。
まして、携帯電話もまだ持っていなかったからである。
今は情報化社会であり、様々な装置も普及してるがタダではない。
この現実を考える時、あなたならどう対処しますか？
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝
