何事も、恐れ慎重になる気持ちは大切ですが、恐れ過ぎる事は、疑心暗鬼を生み出す要因にも成って居るのである。
それは、魔に付け入る隙を与える事にも繋がる事になる事を知って下さい。
常に毅然とした者に、付け入る隙が無いのと同じように。
では、隙とは何か。
あなどる【侮る】心である。
獅子は、小物を狩るにも全力を尽くし、決して侮る事はない。
昨今の事象を視るに、小物を勢いづかせ凶悪化させた感がある。
一例を挙げれば、子供の虐待死、イジメ、誹謗中傷の類いは、全て弱い者を標的にした犯行である様に、全て自分より弱い者を狙って居る事でも分かる。
全てを糾弾する事は難しいが、事無かれ主義は上記のような小物を助長させて居る事を知るべきである。
理不尽な事は、理不尽だと言える社会を構築するには、私達一人ひとりが毅然たる対応をする事が急務である。
一人では無理な事も、志しを同じくする者が一丸となって迎え討つ事により、最後は消滅する。
私達は、理不尽に泣く人に寄り添い、共に闘う覚悟である!
一人は皆の為に、皆は一人の為に。
安心出来る環境を取り戻しましょう。
南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝