
葬儀とは何か?
単なるセレモニーと考えて居れば、それは大間違いである。
葬儀とは、故人に死を悟らせ幽界【霊界の前段階】に行く為の大切な行為なのである。
人間は皆、死せし時に意識がある事に驚き、戸惑います。
何故か?
普通の人は、脳が全てを考え【肉体が全て】司って居ると思っているでしょうが、死によって肉体が滅びた後には、魂が残ります。
これが意識体である。
葬儀とは、死者に死を理解して頂く絶好の機会なのである。
家族が、親族が、友人知人が弔問にお出でになり、涙して別れを惜しみ、故人の生前の話をする事で、自分の死を理解したケースを私は数え切れないほど視て参りました。
そして、僧侶が光の道へといざない、故人はお迎えの御使者と一緒に帰幽するのです。

葬儀が豪華で無くても良いのです。
心からする行為に、上下の差などありません。
今、自分が出来る最良の事をさせて頂く心が大切なのです。
葬儀とは、野辺の送りで完結しますが、全ては故人への敬いと愛から発した行為なのである。
それを無駄と考え、故人を物品の様に扱う時、この世は、魔界へと変貌する事で在ろう。
自分を育ててくれた両親、祖父母は、言わば恩人である。
亡くなれば祖先【先祖】になり、私達を暖かく見守ってくださる方々なのです。

先祖を粗末に扱う事は、自分を否定するのと同じ事なのである。
今一度、先祖とは、を考え見つめる時ではないでしょうか。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝
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