
ある夫婦に、待望の赤ちゃんが授かりました。
夫婦は喜び、生まれ来るであろう子供の誕生を心待ちにしていました。
この御夫婦は、近所でも有名な鴛鴦夫婦【オシドリ】
呉服店を営み、店も繁盛して正にしあわせの絶頂である。
月日が経ち、出産の日が参りました。
用意万端が整い、待ちに待った瞬間である。
しかし、赤ちゃんが産声を上げる事はありませんでした。
死産である。
夫婦は悲しみ、死んだ赤ちゃんの足の裏に、筆で一文字を書き【赤ちゃんの名前】荼毘に付して葬儀を終えました。
それから一年が過ぎようとしたある日のこと。
妙な噂話を聞いた夫婦は、居ても経っても居られませんでした。

それは、生まれた赤ちゃんの足の裏に、いくら拭いても消えない字が浮き出ると言う噂でした。
夫婦は、互いの顔を見合わせてうなずきました。
その赤ちゃんに逢いに行こうと決め、出かけました。
先方のご夫婦には、事前に人を介して了解を頂き、赤ちゃんと会いました。
赤ちゃんの足の裏を見て、夫婦は愕然とした。
自分達の、今は亡き子供の足の裏に書いた字が有ったのである。
夫婦は泣き崩れました。
赤ちゃんの両親に頼み、綺麗な布で赤ちゃんの足の裏を拭かせてもらいました。
すると、いくら拭いても消えなかった字が消えたのである。
両夫婦は喜びました。
その後、両夫婦は親戚のように付き合いを深め、赤ちゃんの成長を楽しみに交流を続けていったのです。

上記の話は、輪廻転生を表す記録として今でも残されております。
この世は、一代限りではないのです。
死んだら終わりの考え方は、物質的価値観から生まれた刹那主義であり、真相は全く違うのである。
信じるも信じざるも、自身で検証してからでも遅くは無ないのではないだろうか。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝
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