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物質的価値観に関する密教ブログ⑦

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■物質的価値観の落とし穴

物質に囲まれた生活は、一見豊かに見えるが、不自由な事この上ない生活ではないでしょうか?

例えば、洗濯機が無ければ?
冷蔵庫が無ければ?
掃除機が無ければ?
炊飯器が無ければ?
…と言う方がいれば、私はこう答えます。

電気が使え無い時はどうします?

私は、古い人間ですから平気ですが、もし電気が使えない状況になった時の事を想像して下さい。
想像して、どうしたら良いか…常日頃から訓練しましょう。

芸は身を助ける。と言います。
身に着けた知恵は盗まれません。

知恵と経験は、必ずや貴方の財産になります!

その逆に、物質に囲まれ物質に頼る生活は、物質の崩壊に依り滅ぶでしょう。

私達日本人は、元々は勤勉で、発想の転換を得意とする民族であり、物質に頼る民族ではないのです。

物質的価値観を高度成長期に植え付けられ、拝金主義者に毒され、本来持っている能力を忘れているだけです!

私達の時代で得た教訓を、子供達に受け継がせるのは貴方です。
このままでは、子供が危ないのです。

■低級霊の憑依

昨今、低級霊に憑依されている方々を、視ることが増えているのが現実である。

あまり、気持ちの良い物ではない低級霊は、様々なかたちで存在します。
一例をあげれば、自殺者が供養もされず、放置されて低級霊に変化する事もあります。

生前に、自分勝手で傲慢な人ほど、低級霊に堕ちるケースが増えているのも事実です。
男女の比率で考えた時、あくまで私観ですが、男性の低級霊化が増大しているのも事実です。

人間は死んでから霊体に戻りますが、生きている時に物質的価値観の強い方は、自分が死んでいる事さえも認めません。
今、私が抱えている案件の中にも、低級霊に憑依されて普通の生活もままならない方もいます。

低級霊に憑依された場合除霊だけでは、不十分なのです。
今の低級霊を私が除霊しても、別の低級霊が空家に入る様に、またすぐに憑依されてしまいます。
それを全て除霊するには、準備期間を入れて一カ月間の大仕事になります。
私も一カ月間他の仕事が出来ない分、依頼者に掛かる負担は大変です。


憑依される人は、次のような人です。

①傲慢な人

②怠惰な人

③思い遣りのない人

④自分本意な人

⑤残酷な人

⑥人を愛せない人

以上の条件が当てはまる人は要注意が必要です。

憑依を防ぐには、普段からの心掛けが、最も重要なポイントです。
そして、憑依が疑われる様でしたら、先ずは心療内科を受診する事が先決です。

霊能者の出番は、それからでも遅くありません。
先ずは、理性で判断する事が大切です。

■貧困、貧乏

私が生まれた家は、借家で長屋に、両親、兄弟の八人家族の末っ子に生まれ、
物心ついた時は、小さな家で、一つのテーブルを八人家族が囲む、貧しい家で育ちました。

夜、寝る時は、蚊の大群が来る前に、蚊帳の中に入って、朝を迎える、そんな毎日でした。

ある日、近所の家にテレビが来た日、私も見せて貰おうと思い、行きました。
すると、家人が私に言った言葉が、「貧乏人は汚いから上がるな」と言われそのまま帰りました。

帰り道、涙を拭いながら、大きくなったら、日本一大きなテレビを買って、貧乏人だけで見てやる!と思いながら、涙を流していました。

涙を見せると、母が心配するので、手で涙を拭い家に帰ると、
母が「何があったの?男の子が泣いたら、可笑しいぞ?」と一言。
私の顔には、涙の跡が残っていたのです。

日本の昭和三十年初頃は、まだ戦争の傷跡が彼方此方に残っておりました。

今の日本人は、豊かさを知っていても、貧しさを知らない人が多いのではないでしょうか。
豊かさも生きる上では大切な事ですが、貧しさを知ることも、大切ではないでしょうか?

昨今、毎日のように報道される、殺人事件。
その裏側を、私なりに霊視して見ると、ほとんどが、物質的価値観に翻弄された、果ての犯行!
お金、物質は、この世だけの道具、その道具に翻弄される時、人は人である尊厳までも、失われ、亡者、餓鬼に成り下がるのです。

道具は、道具。
本当の視点を見誤る時、あなたは、しあわせの尺度を、見誤る事になるでしょう。

豊かさに学ぶことは少ないが、貧しさに学ぶ時、人は、真の豊かさを実感するでしょう。

■聖なる愛

人々に、御仏の愛を具現化して観せた空海聖人。

学ぶ事の尊さや素晴らしさを伝え、多くの上人を世に送り出した、比叡山延暦寺開山の祖、最澄聖人。
一貫して愛を説き、愛に生きた親鸞聖人。
正に、偉人、天才、慈愛の人。
霊界から選ばれし方々です。

今の日本の現状は、精神性より、物質的価値観の渦巻きの中にいる様に思います。

人間は、何故生まれ、何故生きる?
正に現界は今、精神性の危機と言えます。
物、金、物、金、何処までも、果てしない物欲は、最後自分達に牙を剥く〇〇〇に変化して襲い掛かって来ます。

清貧に生きるとは?
全ての物質を、否定する事ではありません。
自分に必要か、不必要かでもありません。
物に感謝し、恵みに感謝して無駄にしない心です。

理性と想像力を持っているのは、人間である証しです。
豊かさ、貧しさは、本来、心の領分です。
物質を金を、多く所有していれば豊か?少なければ貧乏?違います。
お金をどれだけ持っていても、心を潤すことは出来ません。

貧しくても互いに助け合う精神性を持って、生きる時、悟ります。
自分が如何にしあわせなのかを。

■輪廻転生

あなたは、御存知ですか?
生まれ変わりの周期を!

普通は、二百年位の周期で、生まれ変わりますから、前世の記憶は忘れて、新しい人生の学びに入りますが、
それは人生を全うして、霊界に帰られた人の場合です。

事故や病気で志し半ばで、亡くなられた方は、私が知っているケースでは、20年~30年で、生まれ代わる方も、おいでになります。
そして、極稀に前世の記憶を、鮮明に覚えている方がいるのも事実です。

例えば、今迄に一度も行った事のない場所の、昔の事が解る。
他人に言えば、狂人扱いされそうな事柄まで、知っている。
一例を挙げれば、前世の自分の墓、もしくは前世の親の墓を知っている。
とまあ様々ですが、私の場合は、読んだことがない経典がスラスラ読めるとか、
ある高僧の尊像の前に立った時に身体が硬直して、涙が止めどなく流れて引率の先生が驚き、
保健の先生を連れて来て…騒ぎになった事等様々です。

前世の記憶に、あまり捉われてはイケマセン。
今世の学びに、支障を来たします。
しかし、物質至上主義、物質的価値観に捉われて、日本人が培ってきた精神性を見失なう様では、
輪廻転生して来た意味、そのものを見失なう事になります。

今、非常に早い速度で精神性、すなわち、物質的価値観が、日本人に浸透しています。
死んだら終わり! 楽しんで、何が悪い!生きている内に!これが、物質的価値観であり、物質至上主義なのです。

現在、二極化が進んでいるのも事実です。
霊的真実を真摯に学び、実践しょうと努力されている方々、またそれを利用してお金に、結び付け様と狙う人様々です。

私が、皆さんに教えられる事は、ご自分で見極める必要が、あるという事です。
教えられるままではなく、学ぶ努力が必要なのです。

高級霊界は、私達が学ぶ努力をする事を、待っておられます。
幾らでも、教えて下さいます。
後は、私達の目覚めだけではないでしょうか。

■礼節

大和國、日出ずる国、日本。
日本人の良いところ、礼儀正しく、凛として、凛々しく、礼節を重んじる、謙譲の美徳。
以上のことを、誰でも、わきまえていた時代には、文化が、溢れる水の様に、生まれて参りました。

礼節こそ日本文化です。
礼節が発展して、作法が生まれ、霊的な力も増強されて来たのです。
然るに、現代の礼節の乱れは、霊的な乱れにも、通じ、様々な現象を起こします。

日本特有の霊性が在るのを、皆さんは、御存知ですか?
戦後、アメリカ人によって、日本の霊性は著しく否定されて、
アメリカ文化が日本に流入して来てからは、言葉の乱れと合わせて、物質的価値観は、アメリカ文化、ヤンキーの考え方なのです。

日本人が、本来、兼ね備えていた美しい心を、根底から否定したのが、物質的価値観、
物、金、が一番潤えば良い、自分が満足する事が先、他を排除してものし上がる。American dream、
正に、物質的価値観と云う病氣であり、心の害毒です。

足りる心を知る、武士は食わねど高楊枝、腹が減ってもひもじゅうない、以上の言葉を、的確に解釈して、理解出来る貴方は、
霊性の高い方なのです。
その能力を更に、向上させていく事も貴方の使命です。
授かった魂を磨き、更に磨きをかけ、完成した時貴方は、覚醒します。

■魂の劣化

昨今、痛ましい事件が多発しております。

何故、この様な事件が多発するのか?
それは、物質的価値観による魂の劣化にあります。

正に、犯人は魂の劣化した鬼畜と言わざるを得ない。
犯罪を犯す者は全て、自身の身勝手な欲望を抑え切れなかった魂の劣等生で在る。

しかし、何故、魂の劣等生に堕ち入るのか?
それは、欲界に身を任せたからに他ならない。

人間には自制心があります。
自制心が向上する事で、理性の発達が望めます。

簡単に言えば、犯罪を犯す者は、自制心を養う學びの過程が欠損して居るのである。
言わば、我がまま放題に自身を置いたのです。
自身の欲望が満たす事に主眼を定め、生きたのです。
その事を考える時に、私はある危機感を覚えます。

このまま日本人が學びを捉えずに日々を過ごす時、近い将来に、必ず訪れる事があります。
それは、此処では余りにもショッキングな事象なので差し控えますが、断言致します。

近い将来、必ず皆さんも解ります。

それは、沢山の涙が流れることになるからです。
その日は、必ず来ます。






by kongousan-akafudo | 2020-01-07 12:00 | └私たちの暮らし
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