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物質的価値観に関する密教ブログ⑥

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■呪詛

昨今、呪屋なる者まで出現する様に成った今、皆さんに警告の意を込めて書きます。

簡単な呪なら誰でも出来ます。
しかしカルマも自分が背負います。
プロに頼んだから大丈夫だと思うあなた、それは間違えである。

カルマは、確実にあなたに返って来ます。
お金を払って、大丈夫はありません。

カルマは、確実に増大して居ます。
お金を払ってあるから、私は関係無いと思うのは勝手である。

しかし、思いと現実には隔たりがあり、思惑通りにはいきません。
何でもお金でと思う事が、物質的価値観の現れです。

正当な価値観を持つ方は、理性的に考え、シンプルに行動します。

呪詛にも無数の法が存在して居るのは、事実である。
私は、その人間が呪に携わったか、過去に依頼したかは、一目瞭然でわかる。

如何してかは、此処での言明は避けるが、ある見方をすれば、誰でもわかる様になる。

法具も同じで、護摩炉など黒護摩を焚いた炉は、他の修法には使え無い。
だからこそ、古い護摩炉など素人が手を出して遊び半分で使用すれば、間違えなく被ります。

護摩法や祈祷は、正しい指導を受け、印可を得て始めて厳修出来るのです。

素人が見よう見真似でやれば、とんでも無い事に成り兼ねません。
如何してもやりたい方は、自己責任でおやり下さい。

法は一朝一夕には、使え無い事を知るべきだと思います。
私の塾では、塾生の特性を観て弟子に抜擢し、さらなる指導を実施して居ります。

肩書きより、実力が我が密教塾の根本方針であり、変えるつもりは無い。

塾生が弟子に成り、やがて一人前の能力を身につけてくれる日を、今は夢観て居る私です。

■生きるとは

人の数だけ生き方はありますが、意味を追求して生き方を決めて居る人は、少ないのでは、ないでしょうか?

ここで私が言う、決めた生き方とは、迷いや不安を微塵も抱かないで生きる事です。

不可能だと云う人が、大多数だと想います。
私もそうだと想いますが、だからと言って諦めた時、そこには、虚無感しか残りません。
虚無感を味わう為に、産まれて来たのでは無いのです。

私達には、一人一人に隠れた使命があります。

それは、あなたが覚醒する日まで、閉ざされて居るのです。
それが現界で覚醒するか?来世に持ち越すかは、私にはお答え出来ません。
何故ならば、それを決めるのはあなたなのです。

人間は、誰一人として、未熟な人生を生きるつもりで霊界を後にする者など居ないのです。
様々な使命を胸にして、現界に降りて来るのです。

では、何故、使命を忘れたか?

肉体を持った時点で、自我が芽生え、小我、大我を身に着けます。
しかし最大の原因は、我欲が肉体と融合する事で、価値観に支配される様に成り、物質的価値観の信奉者に成り下がります。

人間の本質は、肉体では、ありません。
魂なのです。
魂は永遠に続き、消滅する事はありません。

魂の真実は、永遠に刻まれます。

かつて、私は、死を何度と無く覚悟する場面に遭遇しました。
その都度、御本尊に依って救われ、今があります。

人間はしあわせの絶頂から奈落に堕ちる刻、死を覚悟します。
死を覚悟し刻を重ね、やっと辿り着いた時に、氣づいた事があります。
老いです。

私は、もう空手で世界を廻って居た時の、肉体は無いのです。
今、私にあるのは、信仰心密教に残りの命を燃やす一人の老骨。

でも、後悔は、ありません。

やがて私の意志を継ぎ、御役目を果たしてくれる弟子が私の元に集まって参ります。

私は、語ります。永遠の命は存在して居る事を。

肉体の儚い刹那を生きるよりも、自由で何物にも捉われない強い魂を育てなさい。と。

■正当化の罠

よく見受けられるのが、他を誹謗中傷して自身の正当性を歌う行為です。

正に、あさましい限りであります。
本当に正当な者は、誹謗中傷などの下卑た行為をしません。

今の日本において死語になって居る言葉に、「品格を重んじる」があります。
上記のような行為は、正に品格のなさを自らが露呈する行為と言わざるを得ません。

また、こと更に自身の正当性を強調する必要もありません。
解る人には解る。それで良いと私は考えます。

しかしながら、品性の失われる世の中には辟易します。
日本には、古来より品格を重んじる文化がありました。

アメリカかぶれの物質的価値観が横行する中で、ひとにぎりの人でも良い、品格、品性を重んじる人が居る限り、
日本文化は護られるでありましょう。

アメリカ人の様に、誤りを認めず自らを正当化する人間が日本に溢れる時、最大の危機が訪れるでしょう。

■ベストパートナーとは?

皆さんの求めるベストパートナーとは、どんな方ですか?

①一流企業に勤め高収入
②イケメン、高身長
③持ち家、高額預金者
④医師、弁護士、

その他以上の項目を重視して居る方は、これから私が書くことをご覧にならない事をお勧めします。

物質的価値観を重視する人に、安心立命は理解出来ない事です。
ならば、難しい思想などに入らずに、物質的価値観を追い求めている方が楽でしょう。

私は仕事柄、大勢の方のカウンセリングをして参りました。
経験上言える事は、真に物質的価値観を理解していない方は、必ずと言って良いほど道を誤るということです。

そして、執着心をも捨てる事が出来ず、迷いの中を彷徨うのです。
俯瞰して見れば簡単に解る事が、物質的価値観を持つ人には、苦しく難解な題材なのです。

人の判断は、物質ではなく心根です。
どんなに美形であろうと、財を持とうと、人間性が卑しければ価値に値しません。

貧しくとも、美形でなくとも、優しく相手を気遣い、
富める時も病める時も、相手を気遣って静かに生きる時にこそ真の人間力が培われます。

美にこだわれば老いを醜悪と嫌い、様々な施術に終始し、人生の學びから遠ざかります。
富に執着すれば、餓鬼道に堕ちるでしょう。

慎ましく生き、學びを極めれば、御仏を現じます。
男性であれ女性であれ、真のベストパートナーを望むのであれば、先ずは相手を気遣う心を養うべきなのです。

■ベストパートナー

あなたにとってベストパートナーとは、どう考えますか?

様々な関係性を鑑みる時、夫婦関係を今回は考えてみて下さい。
真に俯瞰して考える時、純粋に人間性だけを捉えて相手を決めましたか?

容姿端麗、美しい、スタイルが良い、若い、頭が良い…など。
しかし、人間は年を取り、容姿は衰えて変貌を遂げます。
生活力、仕事があり、順風満帆な時は、誰しも自信に満ち溢れております。

しかし、職を失いうらぶれた時、自信を持ち続けられますか?
上記は、物質の裏付けなくして保つ事は不可能であります。

私は、六十三歳になるまで様々な人生を味わい、慟哭の涙を流した時もあります。
生きるとは、正に學びの連続です。
貧困に喘ぎ、愛する者との別離《死》、自らの老い、裏切り、裏切られ。
何故起こるか?物質に傾倒する時、魔を呼び込むのです。
心の闇も全て、物質的価値観を自身が受け入れた結果なのです。

あなたが、本当の意味でベストパートナーを求めるならば、自身を俯瞰し、物質的価値観を棄てて真の道を學ぶ事をお勧めします。
物質のみを求める時、人は無限の地獄を味わい続ける事になるのであります。

■未成仏霊

俗に人が亡くなると成仏されたかどうか、気になる事ですが、今日は、成仏についてお話しします。

私は、普段、成仏出来ない霊体を、未浄化霊と呼んでいます。

昨今、未浄化霊が急増しているのです。
それは、物質的価値観の後遺症です。

私は、お葬式を頼まれて行きますと、大概、故人が遺族者席に座っているのです。
それだけならまだ良いのですが、誰の葬式かも理解できない故人も増えているのです。

それは、まさに物質的価値観の後遺症である。
人間は、死んだら終わり…も物質と捉えた考え方が、表面に出ています。
であるから、死んで自分が意識を持っている事が理解できないのです。
だから、自分は死んでない…となり、自分の葬式も理解出来ないのです。

魂は、現界の学びを終え、故郷の霊界に還る事が現界で言う、死んだ…なのです。
まさに、意識界なのである。
だから死を理解せず、彷徨う様になるのです。

そして快楽を求めて、憑依の繰り返しで、魂は汚れ、帰幽する事も出来なくなり、彷徨うのである。
従って、普通の供養法では、成仏しないのです。

では、どうするか?説得力が必要になります。
ただ普通の人には、ハッキリ申し上げて、不可能です。

何故か?
霊を認知出来る力が必要なのです。

①霊体を視る力。

②知識、経験、説得力の三要素を持つ者。

③霊力を発揮出来る者。

以上は、最低持つていなければ、不可能です。
下手に霊体を、刺激するだけの除霊まがいは、危険を増すだけの行為に過ぎません。

御注意下さい‼️

■心霊現象

私達の本来の姿は霊体であり、肉体は、現界で様々な事を、体験する為に必要なので、肉体が存在するのです。

それが現界に生まれて、月日が経つにつれて、本来の目的を忘れて、肉体のみの体験に頼る様になってしまいます。

物質的価値観がその最たるものです。
魂が本質と理解出来た時、貴女の人生は、大きく豊かに変貌します。

肉体は、わずか百年生きれば限界です。
魂は、無限に広がる存在なのです。

私達の魂は、貴女の番を生きているのです。

現界は学びの場。
イジメ、虐待、暴力、偽り、様々な悪事も、全ては魂の存在を理解していないから、出来るのです。
言わば、可哀想な人達です。

やがて、故郷である、霊界に帰幽する時、悪事を働いた事を、自分自身が後悔に苛まれ、望んで暗闇に没入するのです‼️
そして、二百年~三百年暗闇の中で反省し、再度現界の旅に、自分で志願して、辛い人生を設定して、生まれて来る。
これが宿命の部分である。

そして、生を受け努力を積み重ねて、自分自身が運命を変えられる事に、やっと氣づくのです。

運命を嘆く前に、運命は自分自身で、変えられる事に、気付くべきである。
捻くれて、自分の人生はついていない、運が無い、運が良いなどと、思う暇があるのなら、努力する事です。

運任せの人生を選ぶか?運命を切り開く人になるかは、貴女の選択です。

私は、運命を切り拓く人の為に、教えます。
そして、祈ります。

■飢餓

私が育った昭和30年代は、貧富の差がまだ激しい時代で、餓死する人が巷にはおりました。

現在では皆無に等しいのですが、その変わりに皆さんもお気付きだと思いますが、心の病いが蔓延しているのも事実です。

それは、心の飢餓が原因です。
無関心から~利己主義~物質的価値観~傲慢~攻撃的性格の現れ。
正に、心の飢餓状態と言えるのではないでしょうか?

これは、誰にでも発症する可能性があります。
自分には、関係無いと思う心は捨てましょう。
関係無い事象など、存在しないのです‼️

全ては、無関心を助長差せる為の、現象と捉える事が貴女を救います。

無関心が全ての元凶です。
無関心で、いられる事などないのだから。

広義では皆、魂の兄弟なのです。
真理を学び、受け入れる時、貴女は悟ります。
自分が魂の存在であることを。


by kongousan-akafudo | 2020-01-06 12:00 | └私たちの暮らし
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