![]() ■心の行き違い 今、様々な事象に、苦悩する方々が急増して居ります。 男女関係の縺れ、仕事場での人間関係。 夫婦間の縺れ、家族間の断絶。 学校での人間関係、と様々に、悩み、苦しむ方々が急増して居る。 では、何故、心の行き違いが起こるのか? 損得に始まり、損得に終始するとき、そこにあるのは、全て物質的価値観に翻弄された人間の姿なのです。 私は、常々申し上げて居る様に、物質的価値観は最終的には自身をも滅ぼす思想なのです。 簡単に言えば、あのアイドル殺傷事件の犯人の考え方は、正に物質的価値観に溺れた結末であります。 自分勝手に思い込んで犯行に及ぶ。 相手の気持ちなど、全く意に返さず、ただ、自身の不満を一方的に行使する。 これこそ、物質的価値観そのものである。 心ある方々は、この現象に氣づいて、頂きたい。 物質的価値観の本質は、単に物質の授受にあるのでは無い。 ■平和の尊さ 平和は私達一人一人が築くものであり、与えられるものでは無いと考えます。 当たり前な事など何も無い。 努力と理解、無しには何事も継続する事など無い事を知り、まずは自分に出来る事をやる。 その瞬間から、一般国民は新たな苦しみを抱えねばならなかった事を知る人は少ない。
①家族を戦火で失った苦しみ。 ②就労先が無く餓死して行った人達。
昭和二十年代〜四十年代の日本変貌は、凄まじかった。 最早戦後では無いと言い、景気に酔った。
しかし、貧富の差は様々な悲劇ももたらした。 物質的価値観は、自ら地獄を招く引き金に成ります。 學ぶ事を忘れずに、自身の魂と向き合い磨く時、あなたには解ります。 平和とは何かが。 ■時代のメッセージ 毎日報道される、事件事故は、私達が自分に落とし込み、考え無くてはいけないメッセージなのです。 他人事ではありません。 何時、私達に襲い掛かって来てもおかしく無い。 事件事故、それを未然に防ぐ事は、現状では難しいのです。 但し、回避することは可能で御座います。 回避するには、最低限、以下の事が必要不可欠と考えます。 そして、霊的真理を真摯に學び、魂の向上を図る事。 生きる喜びと、生かされていることへの感謝が必要なのです。 細かな事を、此処で書くことは出来ません。 しかし、全ては法則の中のあるのです。 法則を理解し、実践することは、自身を活かし他を活かすことに繋がるのです。 全ては偶然では無く、必然に始まり、必然的に結果を産み出します。 必然を學ぶのも、法則を理解する上では大切な事なのです。 結果的に言えば、しあわせへの道は法則にあるとも言えるのである。 森羅万象、法則無しには成り立たないのです。 ■心の声《魂の声》 魂の声を聴く事は、自分を見つめることに繫がります。 人間は誰しも、自身を割引いて考え様とし、誤り、後悔を打ち消し、やがて聴く事を忘れます。聴く耳を持てば、誰でも聴けます。 しかし、長年閉ざして来た事に依り、聴き方を忘れてしまって居るのです。 私達は現界に生を受け、二才か、三才までは霊的能力を有して居るのです。 やがて自我に目覚め、肉体優先に変わる時、霊的能力を忘れます。 そして、現在に至るまで、様々な経験と人間関係の中で葛藤し、氣づいた時には物質的価値観の渦の中で喘いで居るのです。心の声は、今、あなたに教えて居ます。 このままでは、本来の目的から大きく離れ見失うと、私は助言します。 一日も早く、自身の中にある神我に目覚め、本来の自分に立ち戻って下さい。 ■猟奇的事件 猟奇的事件が昨今、多発して居る。 何故、人間が其処まで猟奇的になれるのか?それは、理性の低下が原因である。 では、何故、理性が低下して居るのか、考える必要があります。 腹が立ち犯行に及んだ、心神耗弱状態にあった、などなど。 しかし何故そう成ったのか、理由は様々で有ろうが何故、犯行まで犯してしまうのか、其処には、反省は、無い。 自分本意、自分勝手な性格は、何処から来るのか? 面倒な事には関わりたく無いのは、誰しも同じだが、もし自分の家族が、自分が、巻き込まれ無いと言う保証など無い。 しかし犯罪の裏側を観る事である程度の防衛は、可能です。 昔、よく言われて居た言葉に《他人事では無い、ひとごとではない》其処には様々な意味合いが含まれて居ると私は考えます。 自分の身に置き換え、考えられる知性、理性があります。 自分だけがの思想の発端は、アメリカが日本に持ち込んだ、物質至上主義であり、物質的価値観の蔓延である。 上記を俯瞰し見つめ直す時、あなたには、お解りのはずです。 ■詐欺師の横行 平和と便利の影に潜む罠、先日、逮捕された詐欺師は、23歳の若者が三人、 サイト詐欺に落ちた被害者を救済すると見せかけて、お金を騙し摂る手口は、巧妙である。 私は、常々思うが悪い事に頭を使う依りも、これだけの知能が働くのならば、良い事に真剣に取り組めば、凄い成果を上げられたで在ろうに、 魂の劣化か、人間性の欠如か? これは全て、物質的価値観に身も心も蝕まれた証拠である。 こんな人間は、刑務所を出所してもまた繰り返し悪事を働くで在ろう。 何故か?反省をせず服役中に様々な詐欺の手口を考えて居るからである。 では、何故、断言出来るのか? 金である。 物質的価値観は、全て金の亡者を生み出す思想の固まりだからである。 北朝鮮、アメリカ大統領が良い見本である。 自国の利益イコール、自身の利益主義から発している事は、皆さんもご存知のはずである。 日本も例外では無い。私が語らずとも、皆さんがお分かりのはずである。 但しこの現象が最終的に何を生み出すか誰も考え様としないのが現状である。 私は、微力であるが、せめて學びを求めて来る方々には、真剣に現状を把握し、物質的価値観の愚かさを感じて頂く為にも、 學舎の創設を急がなくては、成らないと考えています。 ■土地の因縁 土地には、様々な因縁が存在します。 これは、ごく身近に起こり得る事であるのです。 『 私は、大丈夫 』的な事は、通用しない実例である。 A氏は、所有するマンションを売却し、新たなマンションを購入した事から、不可解な出来事に悩む事になりました。 それは、A氏が新しいマンションに入居した日から起こりました。 誰も居ない台所から鍋が落下。 その音に驚いた奥さんが台所に行って見たが、何も無い! その後、連続して、毎日同じ時刻に音がするのである。 また、台所以外の場所でも、様々な不可思議な事が頻発しました。 最後には、夫婦の寝室にもそれは起こった。《人影》 たまりかねたA氏が寺や霊能者に依頼して祈祷をして貰ったが、その現象は止む事は無いばかりか、益々激しさを増したのです。 たまりかねたA氏は、友人を介し、私の寺に相談に来られました。 私は事情を聴き、A氏のマンションに行く事にしました。 数日後、A氏が迎えに来られ、私はマンションに向かいました。 マンションに到着した瞬間、強い波動を感じました。 しかし、敢えてA氏には告げて居無い。 A氏所有の〇〇号室に入って霊査するも、予想通りだった。 戦争の犠牲者を荼毘に付した土地だったのである。 《荼毘とは、火葬する事》 しかし、戦争の混乱の中での荼毘は、《火葬》とは、呼べないほど惨い扱いであり《人間の焚き火》供養などとは程遠いありさまである。 何度も何度も同じ場所で、遺骨を拾うこともせずに、繰り返し続けられたのです。 そして、終戦、混乱。 何時の日か、全ての事実は消えて行ったのである。 戦後七十年が経ち、現在、その事実を知る者は居無い。 荼毘の現実は知っている人も居るが、土地の場所まで克明に覚えて居る人は居無いのである。 しかし、確実に言えることは、その土地が存在する事実は曲げられ無いのである。 A氏に、私は言った。 『 一日も早く、このマンションから出なさい。』 そして、この問題はA氏だけでは収まらなかった。 同じマンションの住人にも、起こって居たのです。 マンションは敷地面積も広く、土地の履歴を調べる事が困難です。 そのうえ営利目的の為に、徹底したコスト削減から、ほとんど地鎮祭や浄化祈祷は行われ無いのが現状です。 そして購入者も、利便性と集合住宅である事から、あまり土地については関心が無い様です。 A氏のマンションで起こった霊事では、現在住人のほとんどが退去して居る。 そして、売却したくても、買い手が見つからずに困っております。 しかし、この物件を浄化して因縁霊を成仏させるには、大変な人数の法力僧が必要なのです。 私ひとりの力ではどうしようも無いのが現状である。 では何故、そこまで悪化したか? まだ更地なら、打つ手は合ったのです。 しかし、建物は集合体。 一部屋一部屋を、同時に祈祷浄化する事は不可能である。 皆さんも、考えて頂きたい。 説得する相手が複数人居て、聞き分けの良い人もいれば、言う事を聞かない人も居る。 中には、凶悪の者も居る。 そんな状況の中で、一人や二人の説得者《法力僧》が法を修しても、効果は望めません。 また、数がいれば良いと言う事ではありません。 本当に力のある法力僧を探すだけでも、至難の技なのです。 それだけ、現在の状況は物質的価値観が蔓延し、本物の法力僧が少なくなってしまったのです。 本山と言われる所では、勢力図と他を認めない風潮があり、在家から出家しても、夢破れ去る人が後を絶ちません。 また、昔のように修行に命を懸け、挑むことも無く成りました。 地鎮祭は大切な礼法であり、軽視すれば、結果は上記のように、悲惨な状況になるケースが少なくありません。 ■生きる目的 人は、それぞれに生きる目的を持って、生まれて来たのです。 しかし、やがて世俗の垢にまみれ本来の目的から逸脱し、 ある者は物質的価値観に身を委ね、ある者は、真理を求め探求の山に登る。 人の一生とは、長い坂をある時は上り、ある時は下り、やがて自身の生きる目的に氣づくのです。 大切なのは、自身の目的に氣づいた時、素直に自身を認め、學ぶ事である。 諸行無常、形あるものは、何時かは滅し、永遠に残る物など無いと知って自らを律し、真理を學ぶ時、光明が照らされ自身の道に氣づきます。 人間は、長短の違いはあれど、何時かは帰幽する日が訪れます。 その時に、自身に恥じぬ生き方こそ、後悔し無い生き方ではないでしょうか。
by kongousan-akafudo
| 2020-01-02 12:00
| └私たちの暮らし
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