![]() ■一期一会 私は、此処何日か、旅に出て居りました。 その旅先の事を、今から書きたいと思います。 海岸沿いの温泉地にある、ホテルに宿泊した時の出来事で御座いました。 少し嫌な気はしましたが、その後の予定に気を取られ、その場は気にする余裕が無かったのが本音でした。 その日の予定を終了して床につき、夜中に喉の苦しさに眼を覚まし、あの存在に向き合う事となりました。 あの存在とは、この部屋で自殺を図り、病院に搬送された霊体であります。 その霊体は、 未だに自分の状況を理解してい無いのです。 その状況とは、彼女は死に切れず、昏睡状態のまま病院のベッドの上に、様々な医療器具に囲まれて居るのです。 そうです。 彼女は、生霊でも死霊でも無い意識体なのです。 自分がどう成って居るか分からず、パニック状態なのです。 これから、どれだけの時間を過ごすのかは解りませんが、この様な不安定な状態の霊は、様々な弊害を起こす事があるので皆さんも注意して下さい。 《祓う事も除霊する事も難しい》状態の霊は、今、増えつつあります。 私は大丈夫、は通用しません。 呉々も用心して下さい。 旅館やホテルに宿泊して、一部の畳や、襖、障子が、新しい場合は少し注意が必要かも知れません。 今日の体験談は、私の中で、學びの一期一会として深く心に落とし込む事にしました。 ■呪い返し 密教には、強力な呪い返しの法が存在致します。 そんな時、私は相手に呪い返しの法を修します。 昨今の誹謗中傷は、呪いと同じであると私は思います。 正に、悪意の塊であり、断じて許される事ではありません。 誹謗中傷に依る、自殺や様々な事は現代の呪いであります。 私は、これら悪意を呪いと受け留め、呪い返しの法を厳修します。 方法は様々に存在しますが、昔から呪い返しは三倍返しと言われ、効果は絶大です。 また、呪い返しの法は呪いと違い、カルマ《因縁》は、残りません。 ただ必要なのは、強い御本尊様で無くては叶いません。 観音様のように優しい御本尊様では、達成され無い様であります。 当院は、御本尊赤不動明王尊に加え、四天王尊、歓喜自在天《聖天尊》龍王尊、宇賀神尊と最強な、顔ぶれで御座います。 それに加え、当院は祈祷寺で御座います。全ての法具、経典、次第書も揃って居ります。 今、悪意に寄って傷つく貴方、もう大丈夫です。 ■旅先での憑依 私は、仕事で地方に出向く事が御座いますが、今回の旅は油断した事に反省しております。 あの日私は、朝から親孝行を兼ねて、年老いた両親を温泉旅行に連れて行きました。 ホテルでの出来事で御座います。 両親を部屋に案内して観察し、何も無い事を確認してから自分の部屋に入りました。 慌ただしく両親を伴って大浴場に急ぎ、あとは家族で団欒を楽しみ、すっかり安心しきっておりました。 酒を酌み交わし、宴を楽しみ、夜半に床に就きました。 旅の疲れもあり、無防備で寝てしまいました。 そして、明け方。 しまった。と、思った時は、遅かった。 喉を遣られていました。 私には喘息の持病があり、注意して居たのですが、弱いところを突かれてしまったのです。 憑依であります。朝、霊視して視ると、私が泊まった部屋の片隅の場所で自殺が有ったのです。 状況は、生々しいので書く事は避けますが、手首と首を斬ったらしく、私は喉を遣られてしまいました。 あれから3日。 ようやく体調を回復しましたが、毎夜、同じ時間に喘息の発作に悩まされ、寝る事も出来なかったのです。 後で思えば、畳が三枚だけ新しく、障子も慌ただしく貼り替えた《素人仕事》跡がありました。 私とした事が、両親に気をとられ、自分自身の防衛を怠った事を、今は反省して居る。 今の日本では、何が何時、起きてもおかしく無い状況であります。 常に理性を持って、自身を律する事は防衛に繋がります。 皆さんも、呉々もお気をつけ下さい。 ■悪意の代償 私が奉職する寺に、一人の女性が相談に来られた。
私は、自殺された霊と交霊を試みることにした。
但し、相談者のやった事が帳消しに成った訳では無い。 相談者が反省し、慰霊と信仰心を持ち続けるしか無いで在ろう。 ■絶望感 当院には、様々に悩み、傷つき、苦しみの渦中にある方々が御相談にお出でに成られます。 遠くて来られない方々は、電話で御相談されます。 私は全ての依頼にお答えして居ります。 私は僧侶であり霊能者ですが、電話で名前も住所開かせない方の相談はお受けして居りません。 何故か?解るのです。 人間は、真剣になればなるほど、軽はずみに連絡などしません。 増してや、当院ではホームページも完備してあるので、そちらからお申込み頂けば簡単に出来ます。
≪相談一例≫ 万策尽きたので、これから死にます。 借金苦で、生きて居ても仕方ない。 良く成る見込みも無い。
私はハッキリ言いました。 今が底である。
先にある喜びは、今は現れません。 辛抱を続けて生きる時、其処には笑顔が待って居るのです。 ■密教法具の力 古来より、密教法具による様々な現象が伝えられて居ります。 例えば、お大師様が錫杖の石突で地面を突いたら温泉が出たり、水不足で困っていた村では、お大師様が独鈷杵で岩を突くと岩が割れて湧き水が吹き出し、村人は水不足から解消された等。
飛行三鈷 空海が806年8月唐から帰朝の際、密教流布宣布の聖地を定める為に投げたと称する伝説上の三鈷。 三鈷の懸かっていた松を三鈷の松という。 密教辞典より引用
訳を聞いても、大丈夫だからと云うだけで、話してくれ無いと云うのです。
私が娘さんの状態を霊視すると、非常に危険な状態にある事を知り、祈祷に入り深く視る事にした。 結果、このままでは危険と判断し、私の旅法具の一つである三鈷杵を、金襴の布に包んでお母さんに渡しました。
お母さんは、お帰りに成りました。 そして七日目、娘さんは、お母さんに全てを話されました。
娘さんから聞いた話だが、ある場所で自殺しようとしたが、どうしても出来無くて家に帰って来たそうである。 私は手厚く法具を供養し、感謝致しました。 正に法具が身代わりになってくれたのである。
by kongousan-akafudo
| 2020-06-13 12:00
| └私たちの暮らし
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