![]() ■瑕疵物件 昨今では、隠れ瑕疵物件が増えて居る。 別名、事故物件。 家は、借りるにしても、かなりのお金が必要になります。 まして購入するとなれば、大変なお金が必要になります。 なるべく安く良い家を取得したいのは当たり前です。 但し気を付けて下さい。 契約する前に必ず、自分の足で調べる事をお勧めします。 何故か? 自殺や事件事故のあった物件は割と分かり易いですが、前に契約成立者が居た場合、履歴は消えます。 以下は、私が経験した実話です。 ある相談者の方が、中古の家を購入された後から夫婦不和が始まりました。 ご主人の性格が一変したのです《奥様談》 以前のご主人は、荒い言葉など一度も使った事が無い、子煩悩な優しいお父さん。 引っ越してから一週間くらい経った頃、ご主人が豹変して日増しに荒く成って行った、と。 子供達は、今迄ほとんど病気などした事が無かったのに、怪我と病気が連続して起きるのです。 これはおかしいと思い、奥様の同級生だった住職に相談したところ、住職は過去帳を広げました。 《住職は、御夫婦が購入された家の近所の寺の住職である》 『あの家から早く出なさい、あの家は、私では祓い清める事は出来無い土地です』 私が霊視した通り、その土地は刑場跡でした。 その土地に家を建てた人は、必ず離散して居たのです。 私はご主人に説得を試みましたが、聴く耳を持たない無神論者でした。 そして在ろう事か、そんな因縁の有る家なら、見世物で金が稼げて大いに結構だと言うのです。 万事休す。 それから一週間後、ご主人の暴力と様々な事柄によって家族は離散しました。 まず家を選ぶ時は、出来る限り慎重に選び、様々な観点から調べる事をお勧めします。 ■自殺行為 私は、再三、呼び掛けて来ました。 自殺は、自身に取って最低最悪な行為である。と。 今日も電車に飛び込み自殺された方が出ました。 自殺は、解決にも逃避にもならないのです。 その逆に、凄い苦しみを自身が招く事になるのです。 では、どう苦しむのかを以下に記しておきます。 ①死んだら全てが終わるとお考えの方。 それは、大間違えであります。 死んでも意識は持ち続けます。 ②死んでも、自殺の場合は霊界には行けません。 《リセット》など出来ません。 ③300メートルを移動するのに何年もかかります。 だから自縛霊と言われるのである。 ④自身で移動する事が出来無いので、憑依を繰り返すのです。 結果、他の悪霊にそそのかされて同じ悪霊に成る事が多いのです。 ⑤意識があるから、死んだ時のままの姿で居続ける結果に成るのであります。 当然、あるはずの無い痛みも持ち続けるのです。 ⑥家族や隣人を悲しみの渦に巻き込みます。 死体の傷みが激しい時は、ビニール袋に詰めて棺桶を入れ、又は火葬して骨にしてから、その後のことを行います。 私は、自殺された方の葬儀もして来ました。 葬儀場は暗く押し黙り、ご家族の方も悲しみとやり場の無い感情を抱え耐えて居られます。 その姿は、形容しがたいものがあります。 そして、他の葬儀では見られ無い決定的な違いがあります。 例えば、不慮の事故で亡くなられた方の葬儀では、事故現場に献花されたり、遺族や友人の方々が故人の冥福を祈ったりお集まりになられます。 その姿を見て、故人も納得して家に帰られます。 そして、日々の供養に依って霊界へと帰幽されます。 しかし、自殺霊の場合は死んだ事を理解出来ません。 ですから、葬儀の時も本人不在が多いのです。 自分の人生は責任主体であり、良い時よりも苦しみの中にこそ自分を成長させる要素があるのです。 苦しみに負けず、苦しみを學びに変えられる心の体力を付けられる様、皆様の弥栄をご祈念申し上げます。 ■自殺のもたらす悲劇 自殺の報道を見る度に、私はある悲しい出来事を思い出します。 慰霊 その日の朝、高熱を出して会社を休んでおられました。 奥様は御主人の看病をし、何時もの家事に追われていた日の3時頃に一本の電話が.....。 出てみると、警察からの電話でした。 内容は、「お子さんが自殺されたので、身元確認して欲しい」との事.... 夫婦は、取るものもとりあえず警察署に急いだ。 そして、変わり果てた我が子に対面して愕然とし、慟哭した。 警察の事情聴取を済ませた瞬間、夫婦は、我が子の自殺に「何故、解らない...」と。 変わり果てた我が子にすがり、泣き崩れ、言葉にならない。 悲しすぎる親子の対面であった。 葬儀を済ませた後でも、夫婦は愛しい我が子を失ってしまった喪失感に苛まれ、呆然と時を過ごすしか無かった。 そして、知人の紹介で拙僧を知り、寺にお出でになられました。 私が対応に出た時に見たのは、亡くなられた我が子を愛おしむ老夫婦でした。 我が子を失った喪失感、絶望感で、ご夫妻はやつれ果て、精気も失せて憔悴し切っておられました。 私は、この御夫妻の生命の危機を感じてある決断をしました。 その決断とは、降霊であります。 自殺された方の霊から真相を聞き、御夫妻に精気を蘇らせる為に必要と判断した為です。 何の手立てもしないままでは、このまま行けば御夫妻は死んでしまいます。 私は霊媒を頼み、立会人、審神者、御夫妻の五人で、降霊を試みました。 審神者は、拙僧が勤めました。 そして、自殺者の霊を霊媒に移し、真相究明すると、ある事実に遭遇しました。 それは、正に引き込まれでした。 自殺したお子さんはあの日、イジメに耐え兼ねて自殺したいと考えており、死にたい...死ねるかな...と、そればかりを考え、歩いていた時... 瞬間的に死ねる...と、思った後からの意識は無いと本人は言っていた。 自殺された方は、皆さん、口を揃えて言われる事が御座います。 それは.....何故、自殺したのか解らない。と言うのです。 そして、自殺した事を、後悔している事を悟ります。 自殺は、本人だけでなく、周りをも不幸にします。 死んだら終わり.....ではなく、ただ肉体が無くなったに過ぎない事実だけである、という事を私は多くの方に伝えたい。 ■密教法具 三鈷杵の力 赤不動院は祈祷寺である関係上、様々な案件の依頼が日々御座います。 その中で一番多いのが、加持祈祷であります。 加持祈祷と一口に言ってもお判り辛いと思いますが、いわゆる願い事の成就です。 一例を挙げますと、 病気平癒、恋愛成就、家内安全、厄除祈願、 先祖供養、水子供養、 開運障除、運気上昇、大願成就、 受験合格、商売繁盛、浄霊供養、浄化供養、等。 まだまだ沢山の願意が御座います。 今回は、その中でも特に印象に残っている、自殺された方の供養を頼まれた時に起こった事を書かせて頂きます。 あれは春まだ早い頃、一本の電話から始まりました。 内容を伺ってみると、ご家族の方がビルから飛びおりて亡くなられ、その日から家族に異変が起き始めたと言うのであるのです。 一通り事情を伺いましたが要領を得ないので、私の寺にお出で頂いて相談を始めました。 異変とは、まず家の中で物が壊れる様な大きな音がするが、何も壊れて居ない。 夜、眠りに着くと、亡くなられた娘さんが現れて泣く。 奥様は、心労のあまり病の床にある。 息子さんは会社で嫌がらせに会い、ノイローゼ気味。 相談者ご自身も、体調不良に悩んで居るとの事でした。 私が霊視をして視ると、娘さん自身が、まだ死んだ事に気付いて居ないのでいるのです。 自殺された方に一番多いパターンであります。 自殺された方は、死にたいが反面、止めて欲しいと心の叫びを発して居るのです。 深層心理を言えば、死にたい人は居ないのです。 生きて恋愛を楽しみ、レジャーや仕事に励み、生活をエンジョイしたいのです。 しかし、中々上手く行かない中で、段々気持ちの中で虚無感を増幅して仕舞い、最後には、自分はいらない人間なのだ。と思い込んでしまうのです。 そして、自身で自爆のスイッチを押してしまうのです。 私は事情を伺った後、相談者と一緒に自殺現場に向かいました。 其処には、階下にうずくまる娘さんが居ました。 私は、娘さんを自分に憑依させ、相談者の運転する車で自身の寺に帰り、御本尊様の御前で娘さんを降ろして供養を始めました。 娘さんは逃げ様としますが、逃げられません。 寺には、結界が張り巡らせてあります。 逃げる事は、出来無いのです。 だから、私に憑依させて連れて来たのです。 供養を始めて直ぐに、娘さんに憑依して居たものが姿を現し、襲い掛かって来ました。 しかし、此処は寺。 如何に強いものでも、御本尊様と眷属様の前では無力で御座います。 しかし、私に襲い掛かって来ました。 私は、護摩壇上の三鈷杵を手に取り、バジヤラに変化させ、娘さんに憑依していたそのものを斬って瞬間に消滅させました。 後は娘さんに引導を渡すことが必要であり、大切な締め括りに成ります。 相談者のご先祖様を召喚し、娘さんを託しました。 娘さんは納得して、ご先祖様と霊界に帰られました。 その後、相談者の家庭は円満に成りました。 今では、息子さんがお嫁さんを貰い、孫の世話をご両親と一緒に楽しく送られておられます。 この世に不必要な人間は居ません。 皆、それぞれに、役目を持ち、この世に生まれて来るのです。 生きる事に無駄な事など無いのです。 ■家選びに必要な事 新しく、家や部屋を探して居る方々が多くなる時期ですね。 機能性で選ぶ方が多いのではありませんか? 機能性も大切ですが、意外と知られていないのが、家の履歴です。 家の履歴は、本当は非常に大切な事なのです。 一般的な言い方をすれば、事故物件に手を出してはいけません。以前、私の寺に相談に来られた方が、事故物件を買い、悲惨な目に遭われました。 祈祷の依頼にお見えになり、お話を聞いた時の事で御座います。 その方のご主人が、無神論者を自負する方で、事故物件、事件物件と知りつつも、購入を決めてしまいました。 それ以降、様々な不幸に見舞われて、最後に私の寺に相談に来られた時は、奥様は憔悴仕切って居られました。 その家は、家族全員が自殺された家だったのです。 私が霊視すると、自殺された家族は全員が憑依され、自殺に追い込まれて居たのです。 過去にも、その土地では多くの血が流され空き地と成り、前回、自殺された家族が土地を購入し家を建て、その後に一家で自殺されたのです。 その家族も無神論者であり、地鎮祭も家相も一切信じ無い方でした。 その後の近所への聞き取り調査で、私の言っている事が事実と立証されました。 その家は、祓い切れない穢れに覆われて居るので、最早、人が住める状態ではありません。 私は、その家を諦めて家を出る事を勧めましたが、最後までご主人は言う事を聴きません。 私も諦めて、ご自由にどうぞと言い、手を引きました。 その後、ご夫婦は離婚し、あの家には誰も住んでは居ません。 仲の良い夫婦、家族で有っても、悪因縁には勝てません。 ■新たなる躍進 当院は、本日より新たな躍進に向けて進んで参ります。 正しい事を正しいと言え無いようでは、自身の生きた足跡を穢すのと同じでは無いでしょうか。 私は、ハッキリと断言して参ります。 そして、様々なイジメ、誹謗中傷を受けて泣く人達の盾と成り、場合によっては闘います。 全ての人に、自己を護る権利があります。 しかし、私の様に闘える人ばかりでは無い事も存じております。 昨今、会社や社会で誹謗中傷を受けて精神を病み、ある人は自殺に走り、ある人は自我を押し殺し、唇を噛んで我慢し、やがて自己崩壊する人が激増して居ります。 その現実を見るとき、最早日本は、厚顔無恥な輩が魑魅魍魎の様に闊歩する、魔界では無いのかと考える時間が増えました。 他人の言葉じりを取って批判がましい言葉を投げかけ、あたかも正義の味方のように振る舞う輩には辟易する。 霊界の法則を真に理解した時、増長傲慢たる者は震え上がるで有ろう。 嫌なら見なければ良いだけである。 また、嫌いなら付き合わず、無視すれば事済む事なのである。 愛情の裏返しは無関心であり、無関心なら口を出す必要も無いのです。 例えば、職場に嫌な者が居るなら、誰よりも売り上げや利益を上げて行く努力をすれば良いのです。 やがてあなたは、他を引き離して成績上位者になれば良いのです。 その時、振り返れば、嫌な奴は遥か下方に居る事に気づくはずです。 要は、精力善用である
by kongousan-akafudo
| 2020-06-12 12:00
| └私たちの暮らし
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