<< 密教883 離別 密教882 イジメ >>

歓喜天(聖天)尊に関する密教ブログ

聖天像について畏怖を覚えて居る方が多いようですから、此処に真実を記します。
様々な聖天像に纏わる話があります。
しかしその大半は、聖天像をお祀りした事もなければ所有した事もない者達の流言飛語なのです。
赤不動明王院がお授けした聖天像は、当院が責任を持って御供養の仕方やお祀りの仕方を指導しております。
難しい事は、何一つありません。

また、当院でお授けした以外の聖天像を何体も浴油法をさせて頂きました。
何方の聖天像も、お祀りして居る家に福をもたらしてお出でになります。
たとえば京都のある旧家では、一室が聖天像をお祀りする部屋になっており、毎月浴油法を実践させて頂いて居ります。
家は繁栄し、商売繁盛。
正に良い事ずくめであります。

様々な悪評を立てる人間は、自分がお祀り出来ないやっかみが大部分であり、自分がお祀りした時には180度変わり、良いの連発になるのです。
昔からの諺に、論より証拠と言う言葉があります。
正にその通りです。

自分が出来ない妬み、やっかみは何時の時代にも存在ます。
しかし、そんな流言飛語を間に受けて信じれば、一生涯真実を知らず終わることになり、誤った知識は迷信を産むのです。

真実は一つであり、迷信、怪奇、不思議に終始すれば、終生真実にたどり着くことは出来ません。

聖天信仰は誰にでも寛大であり、他の仏では叶えられない事をも、信仰心の結上によって叶えられるのであります。

聖天尊信仰は、真言宗の高僧が庶民の為に救済目的で勧請された仏様であります。
罰など有ろう筈がありません‼︎

当院には、聖天法の経典が全て整っております。

私は、皆さんに分かりやすく御説明する為に、常に経典を傍らに置いてあります。
信徒様や聖天尊像をお迎えされた方は、何時でも閲覧して頂けます。

d0359990_16482320.jpg

祈祷

密教では、加持祈祷があります。
また、加持祈祷の事を御加持とも言います。

密教の加持は、時に依り天部の仏を召喚致します。
但し、召喚する仏の好み、癖、禁物を知らずに行えば、大変な事に成る事は当然の理であります。

例えば、聖天尊を召喚する時に、最低線必要な決め事が御座います。
それは、不浄を、全て排除する事です。

身は斎戒沐浴をし、肌着、下帯に至るまで全て新品に交換し、法に臨みます。

供物も、特殊な物を揃えます。
最も重要なのが、檀で御座います。
聖天檀を正式に誂える場合、いったい、おいくら位掛かるか、皆さんはご存知でしょうか?

答えは、良いマンションが買える程のお金です。

まず、檀は蓮華彫り丸台、丸形聖天厨子、各種密教法具、が必要です。
それから、浴油檀、天蓋、法座、供物、極めつけは、十一面観音像が必要不可欠であるのです。

何故、十一面観音像が必要なのか?
十一面観音像無くしては、聖天尊が暴走する危険がある為なのです。

聖天尊を唯一静止出来るのは、十一面観音尊しか無いからなのです。
聖天尊は、単体では、《男神》ガナバチ、ガネーシャ、非常に荒い神であります。
元は荒神であり、悪神だったのです。

性質は、父母の、シバ、パールバディの荒さを凌ぐ、暴れ者なので御座います。
その暴れ者を善神に導き、人間を守護させられるのが十一面観音菩薩だけなのです。

従って、聖天尊を召喚する時には、十一面観音菩薩の御力が不可欠なので御座います。

この様に、天部の仏を召喚する事は、様々な特性を知る者で無くては出来無い事がお解り頂けたと思います。
密教にも古神道にも、神仏を召喚する際には、古来依り厳格な決め事があるのです。

象頭双身歓喜自在天

歓喜自在天法は、他のどんな修法を持ってしても叶わぬ願いを叶える最後の仏、と云われて居ります。
その効験は凄まじいほどで御座います。

が、聖天行者に成るのも大変ですが、聖天行者に成ってからの方が大変なのです。

毎日の勤めは当たり前ですが、聖天行者は、何時寝るのかと不思議がられた程なのです。
私が修行僧の頃には、聖天寺の前を通る僧侶は頭を下げて通るほどに尊敬されて居りました。

聖天法は、浴油法に代表される様に、究極の綺麗好きな仏が相手でありますので、氣を抜くことは出来ません。
私など、何度と無く痛い想いをさせて頂きました《笑》

聖天尊の効験はあらたかですが、氣に入らない事はお受けに成ならないのです。

其処で必要不可欠な仏様が、十一観世音菩薩で御座います。
何故、十一面観世音菩薩なのか?

十一面観世音菩薩は、聖天尊が唯一、愛してやまないお妃様なので御座います。

どの世界でも、お妃様には弱いのです。《笑》

聖天信仰

象頭双身歓喜自在天尊は、古来より最後の信仰と言われて参りました。
それは、何故か?

様々な神社仏閣に詣でても、叶えられ無い願いを叶えてくれるのが聖天尊なのです。

私の寺では、御本尊赤不動明王尊の脇侍に聖天尊をお祀りし、浴油法を修しております。

古伝の約束法を護り、十一面観音像を拝して聖天尊を供養しております。
当院の聖天尊は、秘仏ですのでご開帳はして居ませんが、金製の尊像であります。

聖天尊が最も嫌うのが不浄であり、聖天行者の私でも、礼拝時には下着、足袋、法衣に至るまで新しい物を着用致します。


法具に至っては、未公開の法具を使用しております。
また新たに現在、古伝、古来の法具を謹製中で、《鋳造》鳴金製の法具を使用致します。

縁を結ぶとは

私の寺では今回、聖天尊《象頭双身歓喜自在天》仮称を、在家聖天法を伝授する講座を開講する事に成りました。
早速、お申し込みが殺到致しております。

私は常々、御仏との在り方は敬愛と説いております。

例えば好きな人が出来た時、相手依り優位に立ちたいと想って交際を始めても、結果は解っています。
相手を互いに尊重しあい、進む時、其処には敬愛が生まれるのです。

どんな神仏であろうが、恐れおののくだけでは距離は縮まりません。

こちら側から飛び込み、近寄る事で、ある種の親近感が生まれるのです。
敬いと根拠の無い恐れとは、次元は当然異なるのであります。

恐れるだけで本質を知らなければ、それは無知と成ります。

無知は、時として傲慢を生む種になるのです。
御仏は、皆さんのお出でを、両手を広げて待って居て下さるのです。

ご利益

御利益についての、ご質問にお答え致します。
如来部、菩薩部、明王部、天部と、様々に効験は変化しますが、実際に御働きに成られるのは、天部の仏が大勢を占めて居ります。

上からの指令に依り動くのですから、如来部の仏が動くのと同じなのです。
ただ、一方、一方、専門と力が違うので、分かれる訳なのです。

御利益についても様々ですが、強弱の違いは御座いますが、大慈悲には変わりません。

ご質問には、各部の仏の御利益について書いて欲しいと御座いました。
しかし昨今、模倣をし騙す輩が居るので、悪用を避ける為書くのを控えさせて頂きます。

お知りになりたい方は、密教塾に入塾して下さい。
塾に於いては、様々な事を御教えします。

此処では、聖天尊の御働きについてだけ御教え致します。
聖天尊は、皆様もご存知の様に合体神で御座います。

女性神を、十一面観音尊。
男性神を、ガネーシャ《ガナバチ》
二尊が、象頭双身歓喜自在天、聖天尊なので御座います。

御利益と言えば、全てに精通ですが、決まり事も沢山あります《僧侶、聖天行者に限り》
在家の方には御座いません。

聖天尊は、正に万能。
他の仏が叶え無い願いをも成就する仏ですが、気難しさも無類で御座います。

私が以前、ある依頼を受けて聖天法に入った時、登高座に上がる前に躓き、足に怪我をし断念。
次に同じ願いで登高座に上がった時、後ろに転倒し、頭に怪我をし断念。

最終的に依頼を御断りした経験があります。
全ての有無は、行者が被ります。

しかし、スムーズに行法を完結した時は、必ず御聞き届けに成られます。
言わば、其れ程ハッキリした仏尊と言えるでしょう。

もう一つ言えば、摩利支天王尊は猪に乗り、様々な武器を持ち敵を調伏します。
効験は、悪口を吐く者の口を縫う針と糸《金線》を持ち、イジメ撃退に効験を発揮します。

その他、三面大黒天尊、刀八毘沙門天尊と凄まじい効験を持つ諸尊も密教仏であります。

召喚法

仮名、天部神召喚法。

密教僧は様々な天部の仏を自在に召喚する事が可能です。
然るべき、師僧に師事し法を授かるのです。

独学では不可能な法の世界を、今から少しずつ、皆様にお届けしたいと思います。

まず有名なのが、聖天尊、正しくは、象頭双身歓喜自在天尊、インドの通名が、ガネーシャ、ガナバチと言う天部の仏です。

母はパールバディ弁財天 父はシバ、破壊神の間に生まれたのがガナバチ。
後の世で幸福を運ぶ、幸運の神として有名です。

しかし元は、大悪人ガナバチとして怖れられた悪神ですが、十一面観音様に一目惚れして結婚。
その後は聖天尊として、江戸期に隆盛を極めたのである。
この様に天部の仏が味方する時、一切の災厄は立ち所に直る。

しかし聖天法を授かるには厳しい道程を越えねばならない。
師僧から聖天法を授かり後、聖天行者としての新たな修行が始まるのです。

稲荷行者、飯綱行者、宇賀神行者、と様々な行者が私の若い時代には存在されておりました。
時代の流れと共に、忘れられ、一人減り、二人減り、現在に至ります。

しかし、今、若い方の中で密かなブームらしい?
拙僧はそんな方々に、正しく伝える為に密教塾を開催いたしました。
心有る方は、入塾して学ばれることをお勧めします。

拙僧も還暦を過ぎた身、皆様に教授、出来るのも正直なところ少ないと考えます。

一日も早く、直に指導を受けられる事をお勧めします。

聖天像

聖天像は、オブジェとして飾ったりされる場合、特に注意して頂きたい事があります。

必ず新品を購入して下さい。
止む無く中古を買った場合は、聖天寺で魂抜き、發遺作法をお願いして下さい。

今からお話しする事は、私の経験した聖天像にまつわるお話しです。

私が寺に奉職して居た時、病気平癒の祈祷をすることになりました。
申し込み書の欄に、病名不明と書かれていたので、気に成って願主に尋ねました。

すると、何処の病院で検査しても原因すらわからないが、主人の苦しみ方が尋常ではないのです。と。
奥様が涙ぐまれて会話が困難に感じたので、加持祈祷に入る事に。

本堂に移動して登高座に上がろうとするも上がれず、無理に上がろうとした時、転倒!
この異変は、只事ではない。

奥様にやんわり事情を説明し、御自宅で静養中のご主人に面会することに成りました。

御自宅にてご主人に面会して、直ぐ解りました。

障りに間違え有りません。
ご主人はご機嫌が悪く、質問にも答えて頂けません。

仕方無く、ご主人の前で奥様に愚僧の質問に答えて頂きました。

やっぱりご主人は、聖天像を秘蔵して居たのです。
其れも借金の担保に取り上げて来た、金製の聖天像。
それを厨子にも納めず、金庫の中に仕舞い込み一人で見て居たのです。

其れを奥様は御存知でしたが、黙って居られたそうです。

ご主人の許可を戴いて聖天像を拝見すると、想った通り魂は抜けて居らず、ましてや憤怒して居られました。
この場では供養も及ばず、寺で修法すると言うとキッパリ断られました。

愚僧は、其の場を辞して寺に戻り読経を。
登高座にもすんなり上がれ、読経を済ませました。

ひと段落した時、先程のお宅から電話が入りました。

愚僧が辞してから、ご主人の容態が急変して、今は病院の中で居ても経っても居られず、電話したとおっしゃるのです。
しかし、愚僧は医師では無く僧侶ですので。と言うと、とにかく祈祷して欲しいとの事。

承知して加持祈祷を開始。
すると護摩の炎に御本尊が現じ、ご尊顔を横にされた瞬間、全ての事が解りました。

そして数日後、奥様が寺においでに成り、ご主人が亡くなられた事を知りました。
正に物欲の果ての事でした。

その後、あの金無垢の聖天像がどうなったかは愚僧は知らない。

聖天尊

私が聖天様と出会ったのは、ある大徳《高僧》の御宅にお伺いした時でした。
その時の尊像のみやびさは、他に類を見無い美しさと繊細さ。
得も言われぬ神々しいお姿でした。

今日、聖天尊をお祀り出来るのも、その時の出会いがあったからなのです。

以下、その時の様子を簡潔に表現させて頂きます。

昔、様々な教えを頂いていた師僧の元にご挨拶に伺った時のこと。
書斎で教えを賜って居た時に、先生がこう仰ったのです。

《君に初めて観せるものがあるが、観てみるか?》
私は、一も二もなく、ハイ、お願いします。


別室に通され《資料室》たが、私も初めての部屋である。
其処には、膨大な量の資料が整理された状態で置かれていた。
その奥に進むと、密教の仏像が並んでいた《まるで立体曼荼羅の様に》
ここでは詳細は言え無いが、私も観た事が無い仏像が並んでいる。

資料では知って居たが、実物を見るのは初めての仏像ばかりである。
私は興奮して居た。
私が今日、秘仏の製作が出来るのも全て先生のおかげである。

興奮冷めやらないまま帰宅。
その夜に、様々な御姿の仏が、現れ我等を造仏せよと言うのを視たのである。

あれから長い年月を経て、ここ数年やっとその機会を得た。
此処にも不思議な力が働いたのである。

聖天尊②

仏像を新たに製作するには、尋常では無い苦労がある。
まず資金面。
それから、良い仏師との出会いが得られるか?
鋳造仏を製作するには、以上の何倍も苦労が伴う。

①仏師に木像を依頼《細密》

②木像を元に型を製作します。
型は仏像の形に依り、何通りも製作。
多い場合は6個以上になる事も少なく無い。

③腕の良い鋳造師を探してお願いします。
純銀ともなれば、普通の腕では銀が湧き、まともな物は出来無い。
以前、自信があると言う者が挑戦したが、失敗に終わった経験がある。

④出来上がった鋳造仏に、彫金師が仕上げを行う。
見事である。
大小様々なタガネを使い、細部に至るまで仕上げていく。
この時点で荘厳さが滲み出て居るが、まだ次の工程がある。

⑤研磨師さんが、細部に至るまで手仕上げで磨いてゆきます。
見事である。
正に職人芸の極致である。

上記のように、完成までには大変な苦労が伴う。
その前に、一流の職人さんとお付き合いが無ければ、完成には至りません。

私がまだ若い頃、両親の菩提を弔う為に仏壇屋街を周りました。
しかし、散々高い値段を言われ、また相手にもされず悔しかった思い出があります。

では、現在全て当院のオリジナルで何故出来るのかをお話しします。
それは、霊示のまま動き、巡り会わせて頂いたからなのです。

霊示は今もあります。

当院のような弱小寺が、様々な仏具、法具、仏像を作り続けられる理由。
それ全て、お導きの力が働いた結果なのです。

皆さんも聴いている筈なのです。

では、何故わからないか?
覚えて居ないだけなのです。

誰でも、必ず寝た後、午前2時~5時までは、霊界で御先祖様を交えて守護霊様の御教示を得ているのです。
違うのは、素直に聞く耳を持って居るかどうかだけなのです。

自分の子がを可愛くない御先祖様は居りません。
こちら側が謙虚に生き、信仰心を養って行けば必ず解ります。

正に信仰心とは、有り難い心の羅針盤である。と、私は捉えて居ります。

聖天尊との出会い

今から数十年前、ある導師から聖天尊のほとんどの伝授を賜わりました。
そのお名前を聞けば、知らない僧侶が居ないほどの導師です。

≪いま私が単立を名乗る以上、明かす訳には参りません。
失礼を承知で、ある導師とさせて頂きました≫

師僧の教えは、素晴らしいものでした。

我らは世話役であり、取り次ぎ役であれ。
今を苦しむ人を救えるのは、聖天尊である。
他の仏が聞き届けられ無い願いを聴き、信仰の道にいざなう有り難い御仏である。
高みに立っては底は見えず、満腹では空腹を知らず、死を恐れては真理を知らず。


正にその通りです。
聖天尊は民衆の信仰であり、金持ちの道楽では無い。

私が聖天像をお迎えしたいと思った頃、大変な高額でした。
普通の人の給料で換算すれば、最低3ヵ月間飲まず食わず。
1円も使わずに残して、やっとのほどでした。

今では、純金、純銀像に加え、聖天童子像を安置する寺に成長しました。

そして今般、聖天尊千体供養を謹修出来るまでに成りました。
これはひとえに、御本尊様の思召しであります。

聖天尊の威力

聖天尊の御力は絶大であります。

◎聖天さまのご仏徳

★愛し合う夫婦の間に、諦めて居たお子さんを授かった

★仕事上のトラブルが無くなり、以前より良くなった

★どこで診て貰っても思わしくなかった病が、御導きによって伺った先の医師が名医で回復に向かっている

等など…喜びの連絡は数えきれない程あります。


これは、感応現象なのです。
真剣に祈り、信仰する事で動いて下さったのです。

私も祈って居るのに叶わない。と言う事をたまに耳にする事がありますが、何故叶わないかは心にあるのです。

諺に、『人事を尽くして天命を待つ』と言う言葉があります。

自身が精一杯の努力した後には、お計らいを待つ心が必要です。
こんなにやったのに!という心には、美は感じられません。

蒔かぬ種は生えぬ。
いくら実の成る木を植えても、水もやらずば枯れ木に成ります。

美しい行いをしても、恩に着せれば水泡に帰すのです。
感謝を持って、待つ心に感応されます。

三分で出来る物はインスタント。

一本の木を丹精込めて林と成し、森と成すが正心の極み成り。







[PR]
by kongousan-akafudo | 2018-09-25 12:00 | ├密教の諸尊について
<< 密教883 離別 密教882 イジメ >>